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松下、2.4GHzデジタル無線伝送採用ヘッドフォン
-プラズマテレビ利用時のノイズを低減


11月15日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、 2.4GHz帯のデジタル無線伝送を採用したワイヤレスサラウンドヘッドフォン「RP-WF6000」を11月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。カラーはブラック。増設用ヘッドフォン「RP-WF6000H」(オープンプライス/店頭予想価格15,000円前後)も同時に発売する。

 同社の従来製品ではデジタル/アナログ赤外線伝送を利用していたが、新たに、2.4GHz帯のデジタル無線伝送を採用。音質を維持しながら、プラズマテレビと組み合わせた際のノイズを大幅に低減するという。

 デコーダはドルビーデジタル、DTSのほか、AACやドルビープロロジックII、ドルビーデジタルEX、DTS-ESなど8種類に対応。独自のサラウンド技術「パーソナルサラウンド」も備え、ヘッドフォン特有の圧迫感などを解消しつつ、頭から離れた定位感や開放感により、疲れを感じさせない自然な音を再現するという。

 トランスミッタ部に備えた音声入力は光デジタル音声×2、アナログ音声×1。光デジタル音声出力(スルー)も1系統備える。伝送距離は最大約30m。外形寸法は178×161.5×105.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約355g。

 ヘッドフォンはオープン型で、ユニットは50mm径。再生周波数帯域は10Hz~24kHz。イヤーパッドは、柔らかく通気性の高いベルベット調。付属のニッケル水素充電池または単3電池2本で駆動し、電池持続時間は充電池使用時が約8時間、アルカリ電池使用時が約6時間。

 ヘッドフォンを装着すると電源がONになり、外すとOFFになるオートパワーON/OFF機能も備える。充電池を含む重量は約380g。充電はトランスミッタ部にセットして行ない、縦置き/横置きのどちらでも充電できる。

A&Vフェスタで展示されていたRP-WF6000。背面に2系統の光デジタル入力、1系統の光デジタル出力を装備する


□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn061011-2/jn061011-2.html
□関連記事
【2005年9月20日】松下、赤外線デジタル伝送のサラウンドヘッドフォン
-50mm径ドライバ搭載。充電時間を14時間短縮
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050920/pana2.htm
【2004年10月13日】松下、実売26,000円のデジタル伝送ワイヤレスヘッドフォン
-独自の“パーソナルサラウンド”を搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041013/pana.htm

(2006年10月11日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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