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NTTドコモは12日、「FOMA 903iシリーズ」を発表。ワンセグ放送対応端末3モデルを2007年に発売する。会場に展示された新ワンセグ対応端末は全てモックアップ。価格はいずれもオープンプライス。 ■ P903iTV
2.8型/240×400ドットの液晶ディスプレイを搭載したパナソニック製のワンセグ対応端末で、ブルー、シルバー、レッドの3色を用意。液晶部は可動式で、画面を90度回転させるスイッチスタイルや、ビューワスタイルなどの様々な視聴スタイルを選択できる。 ワンセグ放送の受信/録画機能を装備。2系統のアンテナ信号を入力する「合成ダイバーシティ」により、受信感度を高めている。連続視聴時間は「業界最長」という約5時間。microSDカードへのワンセグ放送録画も可能で、録画ファイルをPCに転送し、同梱のソフトウェアで再生できる。 また、高画質化エンジンとして、ワンセグ画像に最適化した「モバイルPEAKSプロセッサー」を搭載。記憶色補正やノイズリダクション、環境光補正などの機能を内蔵し、ワンセグ放送の視聴に適した映像表現が可能という。 AV出力機能を装備し、カーナビなどにワンセグ映像を出力できる。メールをしながらワンセグ視聴も可能なマルチウィンドウに対応。SD-Audio形式のオーディオプレーヤー機能も備えているほか、Bluetoothを内蔵し、SD-Audioやワンセグ放送の音声をワイヤレス伝送できる。 サブディスプレイは0.8型/96×25ドットの有機EL。320万画素νMaicoviconカメラも内蔵する。外形寸法は110×50×22~26mm(縦×横×厚み)、重量は140g。連続待受時間は約570時間(静止時)、連続通話時間は約155分。 ■ D903iTV ワンセグ対応端末しては最薄となる厚さ19.8mmを実現したスライドボディ式の三菱電機製端末。カラーはOrange、White、Light Blueの3色が用意される。
液晶は2.8型/240×400ドットで、スライドボディを開けると縦画面、閉じると横画面表示に切り替わる。ワンセグ視聴/録画に対応し、本体にワンセグ専用の512MBメモリを内蔵。最高160分のワンセグ放送録画が可能となっている。 ワンセグ放送は、音声着信時でもバックグラウンド録画が可能。字幕表示や画面OFF、OFFタイマー機能なども備えている。また、付属イヤフォンのケーブルがアンテナ兼用となるほか、ストラップ付き外部アンテナも付属する。 microSDカードスロットを装備。音楽プレーヤー機能も内蔵し、WMA DRMに対応、ナップスタージャパンの定額制音楽配信「Napster to Go」にも対応する。130万画素CMOSカメラも装備する。 外形寸法は110×48×19.8mm(縦×横×厚み)、重量は125g。連続待受時間は約510時間(静止時)、連続通話時間は約165分。 ■ SH903iTV AQUOSの高画質化技術を導入したワンセグ放送対応のシャープ製端末。ボディカラーはBrown、Black、Whiteの3色を用意する。
3型/240×400ドットのモバイルASV液晶を搭載。液晶部は縦/横位置の切り替えが可能で、テレビ視聴向けの「サイクロイドスタイル」の採用など、ワンセグ向けの機能を強化。画像をより鮮やかにする「SV(Super Vivid)エンジン」や、明るさセンサー、6色カラーフィルターの導入により、色再現性の向上などを図っている。 ワンセグ放送の視聴のほか、microSDカードへの録画も可能。リピート録画や録画アラーム機能も備えている。ワンセグ視聴しながら、メールなどを扱えるマルチウィンドウ機能も備えている。 サブディスプレイは0.8型/96×39ドットの有機EL。200万画素CMOSカメラも内蔵する。外形寸法は111×50×24mm(縦×横×厚み)、重量は140g以下。連続待ち受け時間は約500時間(静止時)。 □NTTドコモのホームページ ( 2006年10月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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