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松下電器産業株式会社は、CATVで利用するセットトップボックス(STB)の新モデルとして、64QAM/OFDM両対応チューナを内蔵する「TZ-DCH1800」を11月に発売する。価格はオープンプライスで、CATV事業者向けに販売される。 HDDを搭載せず、チューナ機能のみを備えるSTB。ケーブルテレビのデジタル放送に用いられるトランスモジュレーション方式(64QAM)の受信と、地上デジタル放送のパススルー方式(OFDM)に1台で対応できるのが特徴で、CATV事業者がどちらの方式を採用した場合にも対応できる。 ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスやペイ・パー・ビュー(PPV)サービスなどに対応するためのケーブルモデム(DOCSIS 1.1相当)も内蔵。TVインターネット接続機能も装備し、同社の提供するポータルサイト「Tナビ」などが利用可能なブラウザを搭載する。 出力端子はD3を1系統、コンポジットとS映像を各2系統、光デジタル音声を1系統、アナログ音声を各2系統備える。また、RF分岐出力を1系統用意する。 外形寸法は280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.7kg。リモコンなどが付属する。 □松下電器のホームページ ( 2006年10月13日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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