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ピクセラ、低価格地デジテレビ向けチューナを開発
-2007年にデータ放送対応製品も投入


10月17日発表


 株式会社ピクセラは17日、デジタルAV家電向けの地上デジタル放送受信ボードを開発したと発表した。11月よりサンプル出荷を開始する。

 地上デジタル放送の映像/音声出力対応に特化することで低価格化した製品で、テレビセットメーカー向けに販売される。低価格な中小型デジタルテレビ向けソリューションとして戦略的な価格設定を行なう予定で、セットメーカーが既存のアナログテレビなどに組み込むことで、短期間かつ低コストで地上デジタル対応テレビを開発できるという。

 S/PDIF出力を内蔵。BMLブラウザなどの地上デジタルデータ放送向け機能やBS/110度CSデジタルチューナを省いて低価格化している。今後、同社ではデータ放送対応や、より小型機器へ向けたRfStream製シリコンチューナ搭載製品の開発も進めているという。

 同社ではパソコン用テレビキャプチャーボードと並ぶ戦略製品として位置付け、量産開始後1年間で売上高20億円を見込む。同製品は、11月にパシフィコ横浜で開催される「組込み総合技術展ET2006(Embedded Technology 2006)」に本製品を出展する。

 また、データ放送対応製品は2007年5月開催の「組込みシステム開発のための専門展ESEC(Embedded Systems Expo & Conference in Tokyo)」に出展する予定としている。

□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pixela.co.jp/company/news/2006/20061017.html

( 2006年10月17日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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