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「最も印象に残った声優」を表彰する「声優アワード」が制定
-一般投票も受け付け。歌唱賞やラジオ関連賞も


10月21日投票開始


 その年度に最も印象に残る活躍をした声優を対象に、その業績を称える「声優アワード」が創設される。一般投票による一次選考の後、選考委員会による審議を経て受賞者を決定する。第1回は投票は10月21日から受け付け、授賞式は2007年3月3日に行なわれる。主催は声優アワード実行委員会。共催は中間法人 日本音声製作者連盟、角川書店、小学館、文化放送、東京アニメセンター。

 10月21日から行なわれる一般投票(一次選考)では、以下の5つのチャンネルを通じて、一般から声優への投票を受け付ける。原則として1人1票を投じることができ、応募用紙による投票とWeb、携帯サイトからの投票も行なえる。

【一般投票の受け付けチャンネル】

  • ボイスニュータイプの携帯サイト
  • ボイスニュータイプの雑誌とじ込みハガキ(11月10日発売)
  • 文化放送の携帯サイト
  • 東京アニメセンターの公式サイト(11月10日開始)
  • 東京アニメセンターに設置した投票用紙
    (10月21日のエンタまつりから投票箱を設置)
 一次選考の後、選考委員会による審議が行なわれ、受賞者が決定する。賞は5つが予定されており、概要は以下の通り。

賞の名前 内容 受賞人数
主演男優/女優賞 その年発表された作品の中で主演として活躍した人
(役柄ではなく本人の性別)
各1名
サブキャラクター賞 男優/女優 その年発表された作品の中でキャラクター、もしくは助演として活躍した人
(役柄ではなく本人の性別)
新人賞 男優/女優 原則として声優デビュー5年以内で、目立った活躍をした人
歌唱賞 声優自身の名前、もしくは演じている役名で歌唱を発表している人 1名
ベストパーソナリティ賞 声優自身の名前、もしくは演じている役名でラジオ/Webラジオ/TV/その他の番組でパーソナリティとして活躍している人

 また、一次投票により選出を行なう前述の賞に加え、選考委員会によって顕彰される特別賞も以下のものが予定されている。

賞の名前 内容
特別功労賞 外画も含めた故人の中で、長年に渡って多くのジャンルに貢献した役者や作品
功労賞 外画も含め、長年に渡って多くのジャンルに貢献した役者や作品
シナジー効果賞 作品として声優の魅力を最大限に発揮したもの

 授賞式は2007年3月3日に行なわれる予定で、「東京アニメセンターが音声連やアニメ業界各社と協力し、声優を表彰するものとしては業界最大の舞台を提供する」という。

 アワードの目的について、日本音声製作者連盟の理事長であり、声優アワード実行委員長の南沢道義氏は「子供達の憧れとして人気職業の上位に位置し、世界中のアニメファンからも評価されだした“声優”。その文化活動をオフィシャルに顕彰する声優アワードの設立は、声優という職の持つ意味をあらためて見つめ直す意味がある。また、その顕彰によって良質な日本語版製作を堅持し、言語の文化を次世代へ繋ぐよい機会になるだろう」としている。

□声優アワード公式サイト
http://www.seiyuawards.jp

(2006年10月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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