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ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント(ブエナ・ビスタ)は、11月8日から発売するフル3DCG映画「カーズ」DVDのTV CMのナレーションに、高橋ジョージさんと三船美佳さん夫妻と、娘の蓮音(れんおん)ちゃんを起用したと発表した。11月1日より全国で放映される。 映画「カーズ」は、7月にピクサーが公開したフル3DCGの劇場用アニメーション。ジョン・ラセターが「トイ・ストーリー2」以来、6年ぶりに監督・脚本を担当した作品としても話題となった。 レーシング・スポーツの最高峰「ピストン・カップ」に、若き天才レーサー車、ライトニング・マックィーンが参戦。狙うはカップ史上初の新人チャンピオン。彼はマスコミから天才と称えられ、常に多くのファンに囲まれていた。だが、決勝レースが開催されるカリフォルニアに向かう途中、思わぬトラブルに巻き込まれ、ルート66沿いにある“地図から消えた古い町”ラジエーター・スプリングに迷い込んでしまう……。
車が人間のように生活している不思議な世界をCGで再現。クオリティの高いCGだけでなく、ストーリー展開やメッセージ性も高い評価を受けた。日本語版はタレントの山口智充、女優・戸田恵子、パンツェッタ・ジローラモ、アナウンサーの福澤朗、DJの赤坂泰彦らが声優として参加している。
同社では高橋ジョージさんと三船美佳さんファミリーの起用理由について、「『キミのために、ボクは走る』という作品のメインキャッチに合わせ、仲間や家族への思いやりや温かい関係を体現していただける方として、高橋ジョージさんと三船美佳さんファミリーのTV CM起用を決定した」と説明している。 CMのナレーションは美佳さんの「海、オモチャの次は、クルマの世界!」に続いて、ジョージさんが「誰かのために、『ロード』を走っているかい?」と自らのヒット曲を織り込んで掛け合い、最後に蓮音ちゃんが「カーズッ!」と締めくくるといった内容。
2004年11月9日生まれで、まだ1歳11カ月の蓮音ちゃん。美佳さんは、「2週間ぐらい前にやっと、おしゃべりできるようになったばっかりなので、ちゃんと決められた時間内で、『カーズ』っていえるかなって、すごい心配していたんです。でも、一発OKでした」と、芸達者振りを発揮。
ロードが売れる寸前まで、ナレーターをやっていたという高橋ジョージさんは、「まさか愛娘と家族でやれるとは思わなかったので、うるうるどころじゃないほど、かなりきましたね」。 さらに、「3人でこんなに難しいことをやれたっていう達成感があった」と語り、愛娘のナレーションについても、「3パターンを5分でやっちゃった。1パターン目を一発OKで、3パターン完璧。見ている人は親バカだと思うけど、いいんです。すごかった」とべた褒めで、親バカぷりを発揮。 その一方で、「ナレーター経験者としては、娘にかなり質のいいナレーションを先にやられちゃったので、かなりのプレッシャーがかかった」という。
カーズについて、高橋ジョージさんは「子供の心を忘れちゃいけない、わからなきゃいけないということが大事。大人のエゴを子供におしつけないというのを、この映画で学んだ気がするので、家族でぜひ見ていただけたらなと思います」とPRした。
初回限定で「ライトニング・パッケージ」が付属。映像特典としてオリジナルの短編アニメ「メーターと恐怖の火の玉」や、次回作「レミーのおいしいレストラン」の最新映像などを収録。メイキング「カーズ誕生のきっかけ」や、未公開シーンなども収録する。 また、12月6日には5,000セット限定の「カーズ DVDプレミアム・ボックス」(品番:VWDS-5222)もリリースする。価格は19,950円。
プレミアム・ボックスには通常版と同じDVDに加え、アートブック「ジ・アート・オブ・カーズ」、シリアルナンバー付き額入り特製プリントアート、日本限定/ネーム入りのカーズキャラクターのダイキャストカー10台(マックイーン/メーター/サリー/ドック/グイド/ルイジ/キング/フィルモア/シェリフ/サージ)がセットになっている。
□ブエナ・ビスタのホームページ
(2006年10月24日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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