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株式会社BCNは、BCNランキングデータをもとにPC用の後付けチューナの販売動向を集計。12社の販売情報を集計し、USB接続型ワンセグチューナの需要が極めて旺盛であり、10月には台数/金額ともにチューナ市場の4割以上を占めたと発表した。 USBタイプの後付けワンセグチューナは9月にロジテックが「LDT-1S100U」をリリース。その後、バッファローが10月に「ちょいテレ(DH-ONE/U2)」をリリースしているが、どちらも発売開始直後から需要に供給が追いつかず、「店頭での需給緩和は一向に進んでいない状態」だという。
バッファローはこれまで約3万台を供給したが、同程度の注文残りを抱えた状態。「12月上旬までにはなんとかしたい」とする。店頭では入荷未定の状態が続いており、BCNでは「年末商戦の注目商材のひとつであり、供給の安定化を求める声は日増しに強まっている」としている。 チューナ市場におけるUSBワンセグチューナの構成比率は、9月の時点で30.5%(台数ベース)/28%(金額ベース)。10月には47.1%(台数)と42%(金額)にそれぞれ急増している。これに合わせてチューナ全体の前年に比べた伸び率も、台数ベースで8月の66%から、9月には97%、10月には126.3%に急増。金額での伸び率も68%(8月)から91.4%(9月)、111%(10月)となっており、USBワンセグチューナが市場全体の底上げに大きく寄与している。
なお、ロジテックとバッファローのUSBワンセグチューナのシェアは、9月の時点でバッファローが67%、ロジテックが33%。10月にはバッファローが84.2%、ロジテックが15.8%となっている。
□BCNのホームページ
(2006年11月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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