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シャープ株式会社は、512MB/1GBのメモリとmini SDカードスロットを内蔵し、楽曲の定額配信サービスにも対応したポータブルオーディオプレーヤーを発売する。1GBメモリ内蔵の「MP-E300」と512MBの「MP-E200」を用意。価格はどちらもオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、「MP-E300」が11月30日発売で21,000円前後、「MP-E200」が11月24日で16,000円前後の見込み。 どちらのモデルにもカラーバリエーションとして、シルバー(-S)、ブラック(-B)、カッパー(-X)の3色を用意する。 内蔵メモリとmini SDカードスロットを備え、メモリの増設が行なえるオーディオプレーヤー。6月に発売した「MP-B300/200」の8.9mmより、さらに薄い7.9mmの筐体を採用。メモリとmini SDカードスロットを内蔵したプレーヤーとしては業界最薄になるという。外形寸法は約87.6×49×7.9mm(縦×横×厚さ)で、電池を含む重量は62g。 また、MP-B300/200はWMA DRM9までのサポートだったが、MP-E300/200ではDMR10に対応。Napsterが展開する月額定額の聴き放題サービスもサポートしており、PCでダウンロードして対応ポータブルデバイスへも転送する「Napster To Go」認定も受けている。 再生可能なファイル形式はWMA/MP3に加え、新たにAACもサポート。ただし、iTunes Storeなどで購入したファイルや、著作権保護がかけられたAACは再生できないという。対応ビットレートはWMAが32~192kbps、MP3が8~320kbps(VBR対応)、AACが32~320kbps。 FMトランスミッタ機能も引き続き搭載しており、再生音声をカーステレオなどにワイヤレス送信可能。 アナログのライン入力とマイクも備えており、MP3形式での録音が可能。FMチューナも搭載しており、ラジオの録音もサポートする。録音可能時間は512MBモデルで最大約10時間(録音品質:低96kbps)、1GBモデルで約20時間(同)。ただし、内蔵バッテリの連続録音可能時間は約9時間。mini SDカードへの録音も可能なほか、本体メモリ内のファイルをmini SDカードに移すことも可能。
PCとの連携はUSB 2.0を使用。CDからのリッピング/転送が手軽に行なえる専用ソフトも同梱する。電源は内蔵のリチウムポリマー充電池を使用。充電は付属のACアダプタ、およびUSBケーブルを介して行なう。連続再生時間はMP3の場合約24時間、WMAで約14時間。FMトランスミッタを利用した場合はそれぞれ約14時間、約9時間となる。
□シャープのホームページ
(2006年11月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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