DVD関連特許の管理団体「DVC6C」にSamsungが加入

　DVDの技術/フォーマット主要開発会社8社で構成するDVD 6C ライセンスグループ(DVD6C)は21日、ライセンス許諾メンバーとして、新たにSamsung Electronicsが加入したと発表した。

　従来のDVD6C構成企業は、日立製作所、松下電器産業、三菱電機、三洋電機、シャープ、東芝、日本ビクター、Warner Bros Home Entertainmentの8社。'99年6月から、構成企業の持つDVDビデオプレーヤー、DVD-ROMドライブ、DVDデコーダ、DVDビデオ/ROMディスクに関する必須特許の一括ライセンスを、使用を希望する第三者に対して付与している。

　今回のSamsung Electronicsの加入により、ライセンスを受ける側にとっては、今まで以上に広範な領域でのDVD規格必須特許の取得が可能となった。また、Samsungの加入により対象特許は拡大するが、ロイヤルティは据え置きとなる。

□DVD6Cのホームページ(英文)
http://www.dvd6cla.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.dvd6cla.com/news_20061121.html
□関連記事
【2005年4月15日】DVD関連特許の管理団体「DVC6C」に三洋とシャープが加入
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050415/dvd6c.htm

( 2006年11月21日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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