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ロックリッジ、真空管アンプ内蔵iPodスピーカー
-「EL84」6本の“フルアナログ”仕様


iPod nanoを装着し、スピーカーグリルと真空管保護カバーを外した状態

2007年2月発売

標準価格:オープンプライス


 ロックリッジサウンドジャパン株式会社は、真空管アンプ内蔵のiPod用スピーカー「VTS-384」を2007年2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7~8万円の見込み。販売は加賀電子のグループ会社である加賀ハイテック株式会社を通じ、家電量販店で行なわれる。

 左右チャンネルにそれぞれ3本の真空管「EL84」を使用した、プッシュプル駆動のアンプ内蔵ステレオスピーカー。回路には3極管結合を用いることで、クリアな再生が行なえるという。ドライブ段とパワー段の両方に真空管を使った「フルアナログ構成」。スピーカーターミナルも備え、アンプのみの利用もできる。定格出力は2W×2ch(8Ω)。

 第3世代以降のiPodとiPod photo/mini/nano(第2世代含む)をDockコネクタ経由で接続でき、付属リモコンでiPodの操作が可能。なお、音量調整はiPodで行なうほか、第3世代iPodでは一部の操作が行なえない。アナログ音声入力(RCA)でiPod以外のプレーヤーとも接続できるほか、USBコネクタを備え、パソコンのUSBスピーカーとしても利用可能。

真空管保護カバーを付けた状態

 全ての入力音源が真空管を通り、ヘッドフォン出力も真空管で増幅された音声を再生。「真空管を用いながら内部ではICを使って出力するタイプとは異なる“フルアナログ構成”で、真空管の出力特性と解像度による自然な再生が得意」としている。アンプ部の周波数特性は10Hz~100kHz(±0dB、-5dB)で、スピーカーの再生周波数帯域は80Hz~20kHz。

 スピーカーは3インチで、振動板には軽量素材のコーンを使用。ドライバユニットはネオジウムマグネット。エンクロージャはMDFで、リアルウッドの突板仕上げ。バッフルは5mm厚のアルミパネルで、ヘアライン仕上げとなっている。天板はステンレスの鏡面仕上げ。ボリュームとセレクタのノブはアルミ削り出しでダイヤカットを施し、アルマイトで仕上げた。

 ヘッドフォン/ラインアウト(ステレオミニ)出力も搭載し、内蔵スピーカーと外部スピーカーの同時再生も行なえる。電源はACアダプタ経由で供給する。外形寸法は338×262×233mm(幅×奥行き×高さ)。


□ロックリッジサウンドジャパンのホームページ
http://www.rockridgesound.co.jp/
□製品情報
http://www.rockridgesound.co.jp/vts384/index.html

(2006年11月27日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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