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マイクロソフトの次世代OS「Windows Vista」や対応製品などを一般公開する「AKIBAX 2006 powered by Windows Vista Ultimate」が12月22日~24日に東京・秋葉原のUDX AKIBA_SQUAREで開催される。 「AKIBAX」は1997年~2001年まで秋葉原の電気街口駅前広場で行なわれていた「インターネットショウ in 秋葉原」の通称。2007年1月30日のコンシューマ向けVista発売に合わせ、同OSをフィーチャーしたイベントとして復活した。 会場では、Vista搭載のPCのタッチアンドトライコーナーやイベントステージなどを用意。メーカー別のブースでは、対応ハード/ソフトのデモなどが行なわれている。 アイ・オー・データのブースでは、VistaのMedia Center上で動作する地上アナログテレビキャプチャカード「GV-MC/RX3」を参考出展。インターフェイスはPCIで、地上アナログチューナを1基搭載。映像出力はコンポジット/S映像。そのほか、GRTなどハードウェアの機能は既発売の「GV-MVPシリーズ」とほぼ共通。 また、キャプチャカードに合わせ、同社のテレビ視聴/録画ソフト「mAgicTV」においてもVista(32bit版のみ)対応バージョンを用意する。キャプチャカードも含め近日発表予定で、価格は未定。そのほか、同社ブースでは、12月下旬発売のVista(32bit版)対応ワンセグチューナユニット「SEG CLIP」のデモも行なっていた。
そのほかのブースでは、ナナオがHDCP対応DVI搭載の24.1型液晶ディスプレイ「FlexScan S2411W」でVistaの新UI「Aero」などをデモ。また、バッファローのHD DVD-ROMドライブ「HDV-ROM2.4FB」展示や、Xbox 360のHD DVDプレーヤー再生も行なわれている。
■ コアユーザーにVistaをアピール
22日には開会イベントとプレスセッションを実施。マイクロソフトのWindows本部 ジェイ・ジェイミソン本部長は、AKIBAXについて「Vista導入に向けての重要なマイルストーンとなるイベント」と位置付け、来場が予想されるコアユーザーにアピールする姿勢であることを表明。 Vistaの各エディションのうち、「これまでの反応を見ると、コンシューマ向けではHome Premiumが強力に採用されるだろう」としており、コンシューマはPremiumと最上位のUltimateを中心に推進するとした。 また、販売戦略について同社のパーソナルシステム事業部 執行役事業部長の五十嵐章氏は「Vistaは販売本数だけでなく、ソフトや周辺機器全体の売上にも貢献できる」と自信を見せ、「年末商戦では買い控えを抑えるためアップグレードキャンペーンに力を入れ、1月に向けての店頭販売準備も進める」とした。 なお、発売開始時間に関する質問に対して五十嵐氏は「昔のように、我々が『夜に売ろう』と販売店に呼びかけるということはしない」として、「販売店に協力する」と述べるに留めた。
(2006年12月22日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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