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ソニーは15日、動画用の色域空間の国際規格である「xvYCC」に準拠した製品の名称として「x.v.Color」を提唱。ロゴも付与し、消費者にわかりやすく訴求していくことを発表した。同時に、業界の統一呼称として「x.v.Color」の普及も促進するという。 「xvYCC」は、現行の放送などで使われている色空間規格に対して「マンセル・カラー・カスケード」で約2倍の色彩が表現できるという規格。自然界に存在する物体色に極めて近い色彩が表現できるとしており、ソニーでは2005年のCESにて、世界初の信号処理回路を発表。液晶テレビ「ブラビア(BRAVIA)」のX2500シリーズなどで対応しており、HDMIの最新バージョン「1.3」でも同規格がサポートされている。
「x.v.Color」という呼称についてソニーは、「Color=色をイメージしやすく、より忠実な色を再現するという利点をわかりやすく消費者に伝えられる」と説明。撮影から記録、蓄積・編集、表示に至るまで、対応機器を拡充するという。
□ソニーのホームページ
(2007年1月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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