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米SanDiskは8日(現地時間)、International CES 2007の同社ブースにおいて、同社初の動画対応ポータブルメディアプレーヤーなど、「Sansa」シリーズの動画/音楽プレーヤー3製品を発表した。
また、同日のプレスイベントでは、PC内の動画をUSBメモリ型のユニットにドラッグ&ドロップでコピーして、そのままテレビで視聴できるという「USBTV」のコンセプトモデルも発表した。
■ Sansa View
8GBのフラッシュメモリを内蔵したポータブルメディアプレーヤー。米国で2007年第1四半期に発売され、価格は299ドル。カナダと欧州でも同第2四半期に発売される。 4型ワイドディスプレイを搭載し、再生可能な動画はMPEG-4、WMV、AVI、DivX 5.0。音楽はWMA、MP3の再生をサポート。米国のサブスクリプション制(月額定額制)音楽配信サービスのRhapsody、MTV Urge、Yahoo! Musicの楽曲も再生できる。静止画はJPEG表示に対応し、スライドショーも行なえる。
内蔵メモリのほかに、SDHC対応のカードスロットも搭載。ヘッドフォンジャックを装備し、スピーカーも内蔵する。外部ディスプレイへの映像/音声出力が可能で、コンポーネント接続が可能なクレードルをオプションで用意する。 動画/音楽の転送にはWindows Media Player9または10を使用。リチウムポリマーバッテリを内蔵し、連続再生時間は動画が4時間、音楽が10時間。外形寸法は約78.5×123×16.9mm(縦×横×厚さ)。 □ニュースリリース(英文)
■ Sansa Connect
4GBフラッシュメモリを内蔵するポータブルオーディオプレーヤー。米国で5月下旬に発売され、価格は249.99ドル。カナダで2007年後半に発売される。再生フォーマットはMP3/WMAで、MicrosoftのPlaysForSureサブスクリプションサービスにも対応。Windows Vistaでの動作もサポート。 最大の特徴は、本体にWi-Fi機能を備えた点で、PC内の音楽を転送できるほか、モバイルプレーヤー向けの音楽配信サービスを行なうZINGと連携し、PCを介することなく楽曲のダウンロードやインターネットラジオのストリーミング再生が可能。他ユーザーへの楽曲リコメンドも行なえる。 MicrosoftのPlaysForSureに準拠したサブスクリプションサービスの楽曲も再生可能。ディスプレイは2.2型のTFT液晶。microSDカードスロットを搭載する。イヤフォン端子を備えるほか、スピーカーも内蔵する。 バッテリは内蔵のリチウムイオン電池。外形寸法は約90×52×16mm(縦×横×厚さ)。
□ニュースリリース(英文)
■ Sansa Express
本体にUSBコネクタを備え、PCに直挿しが可能な小型のオーディオプレーヤー。内蔵メモリは1GB。5月に米国と欧州で発売され、米国での価格は59.99ドル。 WMA/MP3再生が可能で、サブスクリプションにも対応。Windows Vistaでの動作もサポートする。内蔵メモリに加えmicroSDカードスロットを備える。 本体に4行表示対応の有機ELディスプレイを搭載。ボイスレコーディング機能やFMも内蔵する。バッテリはリチウムイオンポリマー電池で、連続再生時間は15時間。外形寸法は約25×78×16mm(縦×横×厚さ)。
□ニュースリリース(英文)
■ 「USBTV」のプロト製品を紹介
「USBTV」は、PC内の動画を、USBメモリ型のユニットにドラッグ&ドロップでコピーし、従来のテレビで動画を再生するという技術。様々な動画/音楽ファイルを、テレビで再生できるフォーマットに自動変換する。 同社では「USBTV」に対応したUSB接続ユニットと、テレビ接続用のクレードルのコンセプトモデルを発表。今春に発売予定で、価格は未定。 将来的には、USBをテレビと直接接続するポートの開発を計画しており、ハードウェアメーカーではパイオニアや三菱電機、LGが協力。また、コンテンツプロバイダとしてMovielinkやGUBA、AKIMBOが参加する。
□USBTVのホームページ
□2007 International CESのホームページ(英文) ( 2007年1月9日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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