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株式会社デジオンは9日、HDDを内蔵するネットワーク機器上から、DRMコンテンツのLAN内配信などを可能にするメディアサーバーソフト「DiXiM-SSP(Storage System Products)」を開発、メーカー向けに提供を開始すると発表した。 DLNAメディアサーバー機能を内蔵するLAN HDDなどの機器向けに提供されるDLNAメディアサーバーソフトの最新バージョン。従来の動画/静止画/音楽ファイルのネットワーク配信機能のほか、新たにDTCP-IP機能を搭載し、DRM保護されたコンテンツをネットワーク経由で配信することが可能になった。 例えば、地上デジタルチューナ内蔵のHDDレコーダに同ソフトを組み込んだ場合、DTCP-IPを利用して、録画番組をネットワーク内の他のクライアント機器上から再生できるようになるという。なお、DRMの暗号化については、ハードウェアエンジンを利用する。 ただし、Windows Media DRM(WM DRM)については、現時点では対応しておらず、将来的にアップデートでの対応を予定している。WM DRMに対応した場合、一度PC上で購入したコンテンツを同ソフトを組み込んだ機器のHDD上に移動することで、購入に使用したPCが起動していない状態でも、コンテンツの再生が可能になるとしている。 その他にも、登録したRSSサイトから自動でコンテンツをダウンロードし、配信が行なえる「RSS機能」や、他のDLNA対応HDD搭載機器から、映像データなどを自動でバックアップできる「DLNAバックアップ機能」などを装備。また、LAN HDDとしての基本機能や、ネットワーク経由での管理ツールなども備える。 □デジオンのホームページ ( 2007年1月9日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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