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日立GST、3.5インチHDDで初の1TBモデルを発表
-地デジを128時間録画。レコーダ用モデルも


1月9日発表


 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は、3.5インチサイズで業界初となる、容量1TBのHDD「Deskstar 7K1000」シリーズを発表した。HDDレコーダなどでの利用を想定した「CinemaStar 7K1000」シリーズも用意しており、製品化時期はDeskstarのシリアルATAモデルが2007年第1四半期、CinemaStarが第2四半期を予定している。

 1TBという大容量を実現した3.5インチHDD。地上デジタル放送のHD番組が約128時間録画できるという。チーフマーケティングオフィサーの岩田真二郎氏は「50年のHDDの歴史で記念すべきもの。大容量で低ビットコストの記憶装置として、HDDは引き続きストレージ技術を牽引していく」と説明している。

 Deskstar 7K1000シリーズは、パソコンやゲーム機、外部ストレージデバイス向けで1TBと750GBモデルを用意。CinemaStar 7K1000シリーズはデジタルレコーダでの使用を想定している。どちらも垂直磁気記録方式を採用しており、回転数は7,200rpm。インターフェイスはシリアルATA、およびパラレルATAをサポートする。

 Deskstar 1TBモデルのディスク枚数は5枚。耐衝撃性を考慮したヘッドロード/アンロード設計を採用しているほか、3つのアイドルモードを備え、消費電力の低減が可能になるという。

 CinemaStar 7K1000では、ATA7 AVストリーミングコマンドセットをベースに、ホストがHDDのエラー回復処理を制御する「スムーズストリーミング技術」を導入。映像データのHDDからの読み出しを、より円滑に行なえるという。

□日立GSTのホームページ
(1月9日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp

(2007年1月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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