シーゲイト、容量60GBの1.8型HDDを出荷開始 －名称は「LYRION」。30GBモデルも用意

　日本シーゲイト株式会社は11日、同社初の1.8インチHDDとなる「ST18」シリーズの名称を「LYRION」(リリオン)とし、全世界で出荷を開始したと発表した。容量は30GBと60GBの2モデルを用意する。

1.8インチHDD「LYRION」

　2006年6月に発表した同社初の1.8インチHDDで、2007年第1四半期より出荷開始を予定していた。垂直磁気記録方式を採用し、プラッタあたりの容量は60GB。キャッシュ容量は2MBで、回転数は3,600rpm。

　継続的に消費電力状況とパフォーマンスを調整し、キャッシュ内の音楽データを再生するような場合には自動で低電力モードに切り替わるなどの省電力管理機能を装備。また、起動時の動きを管理して消費電力を節約する機能なども備える。

　1インチHDDで開発した耐衝撃技術を1.8インチでも採用。衝突や落下によるHDDの破損を防止する「G-Force Protection」機能や、振動によるHDDの動きを測定/予測してアーム制御する「RunOn」機能などで、ポータブル機器で起こりうる衝撃に備える。インターフェイスはIDE、ZIFのほかIDEに比べ高効率の「CE-ATA」にも対応する。

□日本シーゲイトのホームページ
http://www.seagate.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.seagate-asia.com/sgt/japan/newsreleasecnt.jsp?articleId=3798
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060608/seag.htm

( 2007年1月11日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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