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ソニーは、SD録画に対応した40GB HDD搭載のハンディカム「DCR-SR300」を3月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。また、低画素のCCDを採用した30GB HDDモデル「DCR-SR62」も同日に発売する。店頭予想価格は9万円前後の見込み。
■ DCR-SR300
40GBのHDDを搭載したハンディカム。HD対応モデルのHDR-UX7/HC7と同様に、1/2.9型の320万画素クリアビッドCMOSセンサーを搭載。静止画撮影モード時は画素補間により業界最高となる610万画素相当(2,848×2,136ドット)で撮影が可能。動画との同時撮影では460万画素の静止画記録が行なえる。
現行のDCR-SR100から筐体サイズを15%小型化。光学ファインダーを省き、撮影時には液晶モニターを利用する。撮影時の外形寸法は76×149×78mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約480/560g(本体のみ/撮影時)。HDDを斜めに搭載しているため、本体の向かって左側が円形に膨らんでいるのが特徴。撮影時には膨らみが手にフィットする。
レンズはカールツァイス、バリオ・ゾナー T*で、光学10倍ズーム。光学式の手ブレ補正も新たに搭載。動画撮影時の焦点距離は35mm換算で40~400mm(16:9)、49~490mm(4:3)。静止画撮影時は40~400mm(16:9)、37~370mm(4:3)。内蔵マイクで5.1chのサラウンド音声も収録できる。 液晶モニタは2.7型でタッチパネル仕様で21.1万画素。記録フォーマットはMPEG-2のみで、録画モードはHQ(約9Mbps)/SP(約6Mbps)/LP(約3Mbps)の3モードを用意。フラッシュやアクセサリーシューも備えている。連続撮影時間は約1時間35分。 クレードルとして「ハンディカムステーション」を同梱。ステーションから変換ケーブルを介してS映像/コンポジット出力や音声出力を用意するほか、USB端子も装備。ステーションにハンディカムを乗せるだけで手軽にPCと連携できるという。 ステーションにはDVDへのコピーがワンタッチでできる「ワンタッチディスク」ボタンを装備。付属ソフトの「Picture Motion Browser」が立ち上がり、ライティングが開始される。ほかにも、PCでのバックアップも手軽に行なえるという。
静止画撮影用にメモリースティックDuoスロットを装備。「PictureMotionBrowser」ではカレンダー風の画面で撮影日ごとに静止画や動画を総合的に管理できるほか、動画の簡易編集や、動画からの静止画切り出しも行なえる。
■ DCR-SR62
クリアビッドCMOSではなく、107万画素のCCDを搭載した低価格モデル。有効画素数は動画時で67万画素(16:9)、69万画素(4:3)。静止画時で75万画素(16:9)、100万画素(4:3)。HDD容量は30GB。小型・軽量が特徴となっており、撮影時の外形寸法は73×115×72mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約350/395g(本体のみ/撮影時)。 レンズはカールツァイス、バリオ・テッサーで、光学25倍のズームレンズを搭載。動画撮影時の焦点距離は35mm換算で41~1,189mm(16:9)、43~1,075mm(4:3)。静止画撮影時は39~975mm(16:9)、36~900mm(4:3)。手ブレ補正は電子式。 液晶モニターは2.7型のタッチパネル仕様で12.3万画素。音声の録音は2chのみとなっている。アクセサリーシューは用意するが、ヘッドフォン出力やマイク入力は備えていない。 新型のHシリーズバッテリを採用しており、付属バッテリでは約1時間30分の連続撮影が可能。大容量バッテリ「NP-FH100」を利用すると約8時間45分の撮影が可能になる。SR300と同様にハンディカムステーションも付属。AV出力/USB端子を備え、ワンタッチディスク機能も利用可能。「PictureMotionBrowser」も同梱する。
□ソニーのホームページ
(2007年1月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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