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日本ビクター株式会社は、メモリ内蔵型オーディオプレーヤー「Alneo」のCシリーズ新モデルを2月上旬より発売する。メモリ容量2GBの「XA-C210」、1GBの「XA-C110」、512MBの「XA-C51」の3モデルを用意。 価格は全てオープンプライスで、店頭予想価格は2GBモデルが3万円前後、1GBモデルが2万5,000円前後、512MBモデルが2万円前後の見込み。本体カラーはブラック(B)、シルバー(S)、ホワイト(W)の3色を用意する。
MP3/WMAのほか、AAC再生に対応するポータブルオーディオプレーヤー。対応ファイルフォーマットは、MP3(8~320kbps)、WMA(8~320kbps)、AAC(8~320kbps)、WAV(リニアPCM)。著作権保護のWM DRM10にも対応する。MP3/WMA/WAV利用時には、曲間で音の途切れをなくすギャップレス再生も利用できる。 独自の高音質技術「K2」テクノロジーを採用。楽曲の特性に合わせて、再生モードを「ナチュラル」と「ダイナミック」の2モード用意。MP3やWMAなどの圧縮音楽であっても、圧縮時に失われた情報を再生成し、音質を改善するという。 USB 2.0接続でPCと連携可能なほか、2月中旬発売のメモリ内蔵コンポ「UX-DM8」などと連携し、コンポのメモリに保存された楽曲を転送可能。また、UX-DM8との連携時には、USB接続したプレーヤー上の楽曲をコンポでストリーム再生できる「USBデジタルメディアストリーミング」に対応。WM DRM10楽曲の再生にも対応している。 65,536色表示の1.27型カラー有機ELディスプレイを搭載し、ジャケット画像表示などにも対応。周波数特性は30Hz~20kHz、ヘッドフォン出力は11mW×2ch(32Ω)。
音場効果として、エモーショナルサウンド(エナジー、クリスタル、ハートフル、サブウェイの4種類)、デジタルAHB(アクティブ・ハイパー・パス)、MNR(マルチバンド・オプチマム・ノイズリダクション)を用意。そのほかに5バンドのマニュアルイコライザなどを備える。 アーティスト名などの最初の文字から聴きたい曲を検索する「高速インデックスサーチ(iサーチ)」、再生回数や時間などを学習し、自動でプレイリストを生成する「自動プレイリスト作成機能(IPG)」などの機能も備える。 ボイスレコーダ機能を搭載し、側面に備える「REC」ボタンで録音が行なえる。左右独立のステレオマイクを備え、ビットレート32~128kbpsのWMAやWAV形式での録音が可能。また、本体上面にヘッドフォン出力とライン入力を備え、WMA(64~128kbps)、WAVによるダイレクト録音に対応。FMチューナを内蔵し、WMA(64~128kbps)によるFMラジオ録音も行なえる。
バッテリは内蔵のリチウムイオンで、連続再生時間は約19.5時間、連続録音時間はマイク利用時で約12時間。充電はUSB接続時に行なうほか、別売のUSB ACアダプタ「AA-R511」による充電も可能。 外形寸法は86×44×11.7mm(縦×横×厚み)、重量は49g。イヤフォンやUSBケーブルなどが付属する。 □ビクターのホームページ ( 2007年1月18日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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