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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社は、延期していたHD DVDビデオソフト「ワイルド・スピード」シリーズ3作品の発売日を2月15日に決定した。価格は各4,980円となる。品番と仕様は下表の通り。
「ワイルド・スピード」シリーズのHD DVDは、一部通販サイトなどで2006年12月に発売予定とアナウンスされたが、その後ユニバーサルが延期を発表していた。なお、同じく延期されている「マイアミ・バイス」については、まだ発売日が決定していない。
■ ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT HDiによるピクチャー・イン・ピクチャーなど、HD DVDならではのインタラクティブ機能を盛り込んだタイトル。本編映像を見ながら監督のコメンタリーを子画面で重ねて表示したり、絵コンテやメイキングの同時鑑賞も可能。 また、カーレースを主体とした作品であることから、主人公の車が何処を走っているのかが把握できるポップアップの「ナビ画面」も用意。本編を観ながら車の現在位置だけでなく、走行経路やレース相手の位置なども容易に把握できるという。 ただし、こうしたアドバンスト機能は「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」のみに収録されているもので、第1作目や2作目には入っていない。 第3作目のTOKYO DRIFTには、前述の監督によるコメンタリーに加え、未公開シーン、ドリフトの練習シーン、オフショット、車のデザインに関連するコンテンツ、ドリフト・キングの紹介、日本での撮影風景、ミュージックビデオなども収めている。
■ 第1作目&第2作目 第1作目には特典として撮影秘話(ピクチャー・イン・ピクチャー表示)や、メイキング、特殊効果の解説、ロブ・コーエン監督の音声解説、ミュージックビデオ、未公開シーンなどを収録。 第2作目にも未公開シーンやメイキングを収録。さらに、NGシーンやドライビング・トレーニングの風景、ジョン・シングルトン監督によるオーディオコメンタリーも収めている。
映画「ワイルド・スピード」は、米国の若者達に熱烈に支持されているストリート・カーレースを題材としたシリーズ。様々なチューンナップや改造をほどこしたカスタム・カーが登場。ニトロによる加速で時速300kmに近いスピードで疾走するなど、迫力のある映像/音声が特徴。
第3作目では舞台を東京に移し、渋谷駅前の交差点などで派手なカーレースを展開。日本では撮影が不可能なシーンは、ロサンゼルスにセットを組み、CGなども活用して渋谷の街を再現したことも話題となった。
□ユニバーサルのホームページ
(2007年1月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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