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ソフトバンクモバイル株式会社は24日、携帯電話の2007年春モデル14モデルを発表。その中で、ワンセグ放送に対応したモデルは東芝製の「911T」とサムスン製「805SC」の2機種となる。発売日は「911T」が3月中旬以降、「805SC」が春頃の予定。
■ 911T ワンセグ放送に対応したスライドタイプのW-CDMA端末。ワンセグ対応でありながら、17.9mmという薄さが特徴。液晶画面は3インチのワイドで解像度は480×800ドット。スライドを閉じた際の外形寸法は約112×51×17.9mm(縦×横×厚さ)。重量は約145g。
1GBメモリを内蔵。ワンセグ放送は、通信を利用したEPGの取得に対応。録画もサポートし、microSDカードスロットも装備しているが、メモリーカードへの録画には対応しておらず、内蔵メモリへの録画のみとなる。また、予約録画も非対応で、リアルタイム録画のみをサポートする。ワンセグの連続視聴時間は約3時間15分。 ミュージックプレーヤー機能も備えており、着うたフルに加え、メモリーカードに記録したMP3/AACファイルの再生にも対応。iTunesでリッピングしたAACファイルも再生できるが、音楽配信で購入したDRM付き楽曲の再生には対応していない。
Bluetooth機能を内蔵しており、AVプロファイルのA2DPをサポート。対応ヘッドフォンなどにワイヤレスでワンセグの音声やオーディオプレーヤーの再生音を送信できる。 Bluetooth対応のイヤフォン搭載サングラス(アイウェア)「O ROKR」(オー・ロッカー/OAKLEY社)と「911T」をセットにしたモデルも販売予定。価格は未定だが、「O ROKR」はアップルストアで30,450円で単体販売されている。 さらに、デジタルアンプを採用したというBluetooth対応アンプと2chスピーカーのセットも用意。海外では既に販売されているという海外メーカーのコンポで、911Tから音声をワイヤレス再生が可能。セットモデルとして販売するか、別売になるかは検討中としている。なお、「O ROKR」とアンプ/スピーカーは911T専用モデルではなく、通常のBluetooth対応機器となっている。
ほかにも、パソコン向けWebサイトにアクセスできるフルブラウザや、HSDPAに準拠した高速データ通信サービス「3Gハイスピード」にも対応。有効画素数324万画素のCMOSカメラも備えている。カラーリングはブラック、シルバー、ホワイト、レッドの4色。連続通話時間は約140分、待ち受けは330時間。
■ 805SC サムスン製のワンセグ対応端末。スライド構造を採用しており、アンテナ内蔵型としてワンセグ端末で最も薄いという13.5mm厚を達成。Bluetoothにも対応しており、ワイヤレスヘッドフォンなどでワンセグ放送や音楽が聴ける。
録画もサポートするというが、詳細なスペックは未定。有効画素数は200万画素のカメラを内蔵。3Gハイスピードにも対応する。
□ソフトバンクモバイルのホームページ
(2007年1月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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