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松下電器産業株式会社は、液晶テレビ「VIERA」(ビエラ)のLX70シリーズ2機種と、LD70シリーズ1機種の計3モデルを2月20日に発売する。サイズは16:9のLX70が23V型、20V型、4:3のLD70シリーズが15V型。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
いずれも視野角上下左右178度のIPS液晶パネルを搭載したテレビ。解像度はLX70シリーズがどちらも1,366×768ドット。TH-15LD70が640×480ドット。地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載する。
3モデルとも、従来モデルから搭載している高画質システム「PEAKS」(ピークス)の機能を向上。「ダイナミックコントラストエンハンサー」と「インテリジェントバックライトコントローラー」で構成される「コントラストAI」を新たに追加しており、シーンに合わせたコントラスト感の向上や、バックライト調整による黒浮きの低減により、鮮やかで立体感のある映像を実現するという。 また、HDMIケーブルを介して、レコーダやAVアンプなど、同社対応機器と連携できる「VIERA Link」に対応。従来はリモコンの「サブメニュー」を押すと各種機能が表示されたが、新モデルではリモコンにVIERA Link用のダイレクト操作ボタンを新設。VIERA Link関連のメニューを集約することで、より見やすく、操作も簡単になったという。
VIERA Linkを利用し、対応レコーダ「DIGA」での録画予約操作がテレビから可能。DVDビデオ再生と連動してテレビの電源をONにすることもできる。HDMI接続したHD撮影可能なビデオカメラ「HDC-SD1」や「HDC-DX1」をテレビ画面上から制御することもできる。
これにもとない、リモコンもリニューアル。VIERA Linkのダイレクトボタンやアクトビラ用ボタンなどを左側に集約している。 Ethernet端子も備え、2月1日からテレビポータルサービスがスタートさせる、テレビ向けのインターネットサービス「アクトビラ」にも対応。同サービスはこれまで発売されたTナビ対応テレビでも利用できる。 SDカードスロットを備え、JPEG静止画を表示できる「テレ写」機能を装備。プリンタとも連携でき、国内接続仕様の「ネットTV」の印刷機能をサポート。SDカード内の写真やアクトビラのデータなどをLAN接続したプリンタから印刷できる。 音響面では、LX70シリーズのみ、業界初となる竹素材を使用したスピーカーを搭載。同志社大学と共同開発した竹繊維振動板を使用したもので、アルミ合金に匹敵する剛性を持ち、歪感の少ないクリアなサウンドを実現。高級木材よりも成長が早く、環境に優しいという。口径は5cmのフルレンジで、最大出力は4W×2ch。TH-15LD70は5×9cm径の通常ユニットを使用し、最大出力は3W×2ch。
3機種とも、コンテンツに合わせて「スタジアム」や「ミュージック」など、5つのサウンドモードを用意。1080p対応のHDMI入力も備え、筐体は黒を基調としたデザインを採用。天面にはフラットなスイッチを備え、掃除のしやすさも考慮しているという。
□松下電器のホームページ
(2007年1月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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