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シャープ株式会社は30日、ポータブルDVDプレーヤーやカーナビなど中小型AV製品の液晶向けビデオインターフェイスIC「IR3Y63M」を開発した。サンプル価格は500円。量産は2月28日より行ない、月産台数は30万台を予定。 「IR3Y63M」は、入力された映像信号を液晶パネル用の信号に変換する1チップのビデオインターフェイスIC。業界で初めて液晶パネル用の電源回路を内蔵したという。信号処理をアナログからデジタルに変更し、ノイズ干渉の抑制技術により電源機能の内蔵化を実現、周辺部品を従来品「RB5P0090M」に比べ約1/2に削減した。 入力信号は、アナログではNTSC/PAL/SECAM、RGB、YUV、デジタルではITU656、ITU601に対応。信号送出のタイミングを自由に変更できるプログラマブルタイミングコントローラを内蔵した。そのほか、オンスクリーンディスプレイやVCOM(液晶パネル用対向電極電圧)のドライブ機能も搭載している。電源電圧は5V、消費電力は300mW(TYP.)。 □シャープのホームページ ( 2007年1月30日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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