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2006年第4四半期のPDP出荷は前期割れ。松下がシェア4割
-松下は四半期100万枚達成。ディスプレイサーチ調査


1月31日発表


 ディスプレイサーチは31日、2006年第4四半期のプラズマパネル市場調査結果を発表した。出荷数は前年比3%増の約270万枚で、前期比では4%減となった。前期比でマイナスとなるのは過去4年間で2度目。

 金額ベースでも前年同期を初めて下回り前年比15%減、前期比でも11%減の約18億ドルとなった。平均価格は前期比7%安、前年同期比17%安の670ドル。

 同社ではPDP市場低調の理由として、「50型未満で液晶テレビがシェアを拡大する一方、50型以上のテレビは北米以外ではまだ市場が小さく、その結果チャネル在庫が増えパネル需要が縮小した」と分析している。

 サイズ別では、50インチ未満が減少し、50型以上がシェア26%まで拡大。50型以上は前年同期の13%から大幅にシェア上昇している。また、解像度がHDタイプの製品全体のシェアは87%に増加(前年同期は51%、前期は79%)。1080pパネル出荷数が前期比16%増で、シェアは1.3%となった。

 メーカー別のトップは松下電器で、シェアは40.1%。2位はLG電子で21.5%。3位はSamsung SDIの20.8%、4位はFHPの8.9%、5位はパイオニアの8.5%。松下電器は、出荷数を前期より27%のばし、シェアを急拡大。37/42/50型のいずれのサイズでもトップで、1080pパネルにおいても首位。PDPの四半期出荷で100万枚を越えた初のメーカーとなった。

□ディスプレイサーチのホームページ
http://www.displaysearch-japan.com/
□ニュースリリース
http://www.displaysearch-japan.com/release/2007/01/r31.html

( 2007年2月1日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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