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株式会社USENは、ブロードバンド映像配信サービス「Gyao」をテレビなどで簡単に視聴できる専用端末「ギャオプラス」を2月1日より発売開始した。インターネット直販のみで販売され、1万台限定の販売価格は24,800円。
Gyaoは2005年4月より従来パソコン向けのブロードバンド映像配信サービスとして展開し、約1,300万の視聴登録を獲得している。しかし、PCディスプレイだけでなくリビングのテレビでGyaoを楽しみたいというニーズに応えるべく「ギャオプラス」を開発したという。 ギャオプラスの開発はアイ・オー・データ機器が担当。MotorolaのIPTVプラットフォーム「Motorola VIP1200」をベースとし、メインチップとしてSigmaDesignのSMP8634を採用する。OSはWindows CE。
ギャオプラスは、HDMI端子やD端子、S映像出力などを備え、テレビに接続できる。PCでのGyao視聴とは異なり、専用のリモコンで操作可能で、番組選択や再生/一時停止、早送り/戻し、スキップ、停止などの操作が可能。さらに、テレビへの全画面表示にも対応する。 また、1台で最大6人までのID/パスワード管理が可能で、R指定コンテンツなどの視聴を制限する「ペアレンタルロック」機能も備えている。視聴できるコンテンツはPC版と同じだが、生放送番組や、「GyaOジョッキー」、「歌ブログ」の書き込みなど双方向機能を使う番組については、ギャオプラスでは利用できない。 コンテンツのビットレートは384kbps、768kbps。フォーマットはWMVで、ギャオプラスのWindows Media Playerで視聴できる。なお、USENでは実測値で約4Mbps以上のブロードバンド回線での利用を推奨している。 出力端子はHDMI×1(後日ファームウェアアップデートで対応)、D端子×1、S映像×1、コンポジット×1と、アナログ音声×2、光デジタル音声×1。Ethernetを装備する。外形寸法は255×215×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約800g(本体のみ)。 □USENのホームページ ( 2007年2月1日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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