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株式会社東芝は、ハイブリッドレコーダ「VARDIA」(ヴァルディア)の新モデルとして、2基のデジタルチューナを内蔵し、ハイビジョン番組のW録が可能な「RD-S600」と「RD-S300」を2月28日に発売する。店頭予想価格はS600が13万円前後、S300が10万円前後の見込み。 S600は600GB、S300は300GBのHDDを搭載したモデル。HDD容量以外の主な機能は共通だが、 S600のみDV入力とTS対応(D-VHSへの移動/視聴用)のi.LINK端子を1系統備えている。OSDに基本機能をまとめた「スタートメニュー」を備えたほか、従来のリモコンに加え、よく使うボタンのみ配置した「シンプルリモコン」も同梱。エントリーユーザーにも使いやすいモデルになったという。 チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナ2基と、地上アナログチューナ1基を搭載。デジタル放送を2番組同時録画できる。DVDメディアはDVD-R/RWとDVD-R DL、DVD-RAMへの書き込みが可能で、DVD-RAMはカートリッジ対応。RAMを除いてビデオ/VRモードの両方で書き込める。
メニュー画面に沿うだけでダビングの方向や記録モード、タイトル選択、ファイナライズまで行なえる「かんたんダビング」機能を用意。初回起動時に画面に従って初期設定が行なえる「はじめての設定」も利用できる。 GUIはワイド画面のテレビに対応。RDエンジンHDを強化し、EPG画面の縦/横表示の切り替えが可能。縦は一画面に4/6/8チャンネルと、表示チャンネル数を変更可能。予約録画では、従来から搭載している「お気に入り自動録画」、「シリーズ自動録画」に加え、学習機能を使った「お楽しみ自動録画」も追加。ユーザーの好む番組傾向を分析し、自動的に録画する。 再生時にはマジックチャプター機能を利用し、本編だけを再生する「おまかせプレイ」が利用可能。DACは映像用に10bit/148.5MHz、音声用に24bit/192kHzのものを搭載。HDMI出力も備えており、市販DVDビデオソフトを含む、SD映像の1080i/720pへのアップスケーリング出力が行なえる。 そのほかの出力端子はD4×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声(2ch)×2、光デジタル音声×1。入力はD1×1、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声(2ch)×3。ほかにも、Ethernet端子やモジュラージャック、スカパー! 連動端子も装備。S600のみDV入力とTS対応のi.LINK端子を1系統備えている。
消費電力は56W(S600)/43W(S300)。外形寸法は430×343×83mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量は6.9kg(S600)/6kg(S300)。
□東芝のホームページ
(2007年2月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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