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ヤマハ株式会社は、5.1ch AVアンプのエントリーモデル2機種を3月上旬より順次発売する。各モデルの品番と価格、販売時期は下表の通り。
いずれも定格出力100W×5ch(6Ω時)、最大出力135W×5ch(同)のAVアンプ。最大の特徴は、ソースと音場プログラム(DSPモード)をセットにして、ボタン1つで選択できる「SCENE」機能を備えたこと。フロントパネルとリモコンに4個のSCENEボタンを用意しており、出荷時にはDVDにMovie Dramatic、CD(同:2ch Stereo)、TV(同:STRAIGHT)、FM/AM(同:MUSIC ENHANCER 5ch)が割り当てられている。なお、各ソースへ割り当てるDSPモードの組み合わせはユーザー自身が変更できる。 また、上位モデルのDSP-AX461は、別売のiPod用ドック「YDS-10」(10,500円)を接続するための専用端子を用意。Dockコネクタに接続したiPodの音楽再生や画像/映像表示、アンプ側リモコンによるワイヤレス操作、操作画面のオンスクリーン表示などが可能となる。なお、AX361も前面にステレオミニの音声入力端子を備えており、ポータブルプレーヤーの接続は手軽に行なえる。 さらに、AX461は自動音場補正機能の「YPAO」も搭載。付属のマイクをリスニングポイントに設置することで、スピーカーの有無やサイズ、音量差、距離差の4項目を自動的に測定して最適化できる。ほかにも、CDなどの2chソースをより高品位に再生できるというダイレクトステレオ機能も備えている。
そのほかの仕様は、S映像入出力端子の有無などを除き、ほぼ共通。デコーダはドルビーデジタル/DTSなどに加え、AACにも対応。ドルビープロロジックIIもサポートする。独自の「シネマDSP」も踏襲しており、8種類の音場プログラムが用意される。 圧縮音楽の高域拡張と、低域強調を行なう「ミュージックエンハンサー」も装備。バーチャルシネマDSPも用意しており、フロント2.0、もしくは2.1/3.1chスピーカーのみで、背後にサラウンドスピーカーがあるような5.1chバーチャルサラウンド再生ができるという。
各モデルの詳しい仕様は下表の通り。
□ヤマハのホームページ
(2007年2月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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