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社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は7日、音楽CDなどにおける利用許諾の証明として発行している許諾証紙(JASRACシール)を、4月1日以降の利用許諾から廃止すると発表した。 4月1日より、録音・録画・出版物に関する利用許諾条項を一部変更。JASRACシールの廃止に加え、会員のソフトメーカーが、製造数などに関する書類を必要に応じてJASRACに提出するよう要請することが決定した。 JASRACシールは、メーカーが許諾されたCDのジャケット内にあるインレイカードなどに貼付することになっていたが、4月よりCDなどは許諾番号の記載のみとなる。なお、楽譜のコピーに対する利用許諾の場合は、従来通り証紙がメーカーに発行され、貼付が必要。 製造数の確認については、利用許諾条件を守っているかどうかをJASRACが確認する場合、発注数や製造数などに関する書類提示、または写しの提出が必要となる。なお、JASRACと協定を結んだプレス事業者において製造する場合は対象外。 そのほかの利用許諾条項の変更については、3月中旬より同社サイトで掲載される予定。
( 2007年3月7日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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