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株式会社リコーは7日、16倍速記録に対応するDVD+R DLメディアを開発したと発表した。ドライブなどのハードウェアメーカー向けのサンプル出荷を開始しており、2007年夏頃の製品化を目指す。 DVD+R/RWメディアの認証を行なう「DVD+R/+RW Verification Laboratories Group」(DVLG)より規格適合の正式認定も取得済み。
製造には独自の「インバーテッドスタック方式」を採用。全ての層を1枚の基板上に積み重ねて製造する「積層方式」とは異なり、層の異なる2種類のディスクをそれぞれ製造、これらを貼り合わせて1枚のディスクとする。この方式により、記録層の溝の高精度化が可能になった。 また、16倍速記録に対応するために、記録層の溝を生成するスタンパの偏芯や厚み精度を高めたほか、記録材料に新開発の有機色素を採用している。 同社では「DVD+R DLの市場は、今後も需要の伸びが期待されている。更なる需要の拡大には記録速度の高速化が不可欠な要素」としている。 □リコーのホームページ ( 2007年3月7日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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