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松竹株式会社は、映画「武士の一分」を6月1日にDVD化する。本編ディスクのみの通常版と、特典ディスクを加えた3枚組みの豪華版を用意。豪華版は初回限定生産。価格は通常版が3,990円、豪華版が6,405円となっている。
■ 通常版
本編ディスクのみの1枚組み。ディスクは片面2層で、本編の収録時間は121分。特典ディスクは付属していないが、本編ディスクに特報映像と予告編を収録予定。
■ 豪華版
通常版と同じ本編ディスクに加え、2枚の特典ディスクを同梱。1枚目のディスクにはキャストやスタッフのインタビューを交えたメイキング、クライマックスシーンの殺陣と剣術の本質に迫るドキュメンタリー、未公開シーンなどを収録。 2枚目には「プロモーション記録全映像」として制作発表記者会見の模様から、山形鶴岡キャンペーン、東京国際映画祭、関西キャンペーン、初日舞台挨拶の模様などを収録。さらに、日本アカデミー賞をはじめとする受賞記録映像、映画に対する思いを木村拓哉が語るインタビュー映像なども収めている。 封入特典として特製ブックレットを同梱するほか、剣術と殺陣の指導にあたった蓑輪道場の師範が、木村拓哉に伝授したという剣術指南書のレプリカも同梱。 また、先着5万セットにはスペシャル・ポストカード集、ミニポスターサイズの撮影日誌、木村拓哉コメントカードなどの特典も付属する。 「武士の一分」は、「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」に続く、藤沢周平の小説を原作とした映画。山田洋次監督による時代劇3部作の第3作目にあたる。 海坂藩の下級武士・三村新之丞は、最愛の妻・加世と、つましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。だが、藩主の毒見役をつとめていたことで、ある日、毒を口にしてしまう。
一命はとりとめたものの、視力を失ってしまった新之丞。平和な暮らしは一変、自害しようとする新之丞を、加世が必死に思い留まらせるような苦しい日々が始まる。不運は重なり、愛する夫のため、口添えを得ようとした加世は罠にはまり、番頭の島田に身を捧げてしまう。彼女に裏切られたと考えた新之丞は離縁を言い渡し、島田に復讐を誓う。だが島田は藩内きっての剣の使い手。果し合いは無謀といえるものだった……。
□松竹のホームページ
(2007年3月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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