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富士通テン株式会社は、タイムドメイン(時間領域)理論を採用したスピーカーシステム「ECLIPSE TDシリーズ」の新モデルとして、6.5cm径ユニット搭載の「TD307II」を4月3日に発売する。また、アンプやサブウーファとのセット製品やスタンドなども同じく4月3日に発売。各製品の価格は下表の通り。
■ TD307II/307PAII/307THII、D5II
TD307IIは、2003年6月に発売された「TD307」の後継モデル。再生周波数帯域を、TD307の120Hz~20kHzから100Hz~25kHzに拡張したほか、本体の角度調整範囲も広げている。壁掛けはスタンド部を利用することで、ブラケットを追加せずに行なえる。 ユニットは6.5cm径のフルレンジ。エンクロージャは従来のECLIPSE TDシリーズと同様のエッグシェル(卵型)形状で、カラーはシルバー(SV)、ブラック(BK)、ホワイト(WH)。外形寸法は130×195×176mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。 TD307PAIIは、2本の307IIに定格出力12Wのアンプを加えたセット。アンプはハイパスフィルタを搭載し、カットオフ周波数は90Hz。音声入力はアナログ音声(RCA)とステレオミニを各1系統備える。筐体はアルミダイキャスト製。
アンプのカラーもスピーカーと同様にシルバー、ブラック、ホワイトを用意。アンプの周波数特性は10Hz~100kHzで、外形寸法は159×154×137mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約930g。 TD307THIIは、5本の307IIに、既発売のアクティブサブウーファ「316SW」をセットにしたモデル。なお、316SWのカラーはシルバーのみ。316SWの内蔵アンプ出力は定格30W×2ch。 D5IIは、TD307II用のスピーカースタンド。カラーはシルバーとホワイト。外形寸法は206×216×785mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。
■ TDA501II/508PAII
TDA501IIは、2005年9月に発売された、8cm径ユニット搭載のタイムドメインスピーカー「TD508II」との組み合わせを想定したアンプ。508PAIIは、2本のTD508IIに、アンプのTDA501IIを加えたセット。カラーはいずれもブラック、ホワイト、シルバー。 アンプ部の定格出力は12Wで、仕様はTD307PAIIのアンプとほぼ共通だが、違いとして端子部が金メッキ仕様となっている。
□富士通テンのホームページ
( 2007年3月12日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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