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三菱、46/40型フルHDでxvYCC対応の液晶TV「MZシリーズ」
-DIATONEフロントサラウンド搭載。フレーム幅27mm以下


46型(左)と40型(右)

4月21日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機株式会社は、液晶テレビ「REAL」シリーズの新モデルとして、フルHDパネルを搭載した「MZシリーズ」2モデルを4月21日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は46型の「LCD-H46MZ70」が43万円前後、40型の「LCD-H40MZ70」が33万円前後の見込み。

 いずれも、解像度1,920×1,080ドットのパネルを搭載した液晶テレビ。フルHD向けに新開発した高画質化回路「DIAMOND Engine PRO」を搭載する。音響面では同社のDIATONE技術を投入したフロントサラウンド技術を採用した。チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを内蔵。HDMI 1.3入力を2系統備える。

 「DIAMOND Engine PRO」では、NTSCに比べ広色域の表現が可能なxvYCCに対応。パネルのコントラスト比は2,000:1で、暗いシーンでのバックライト調整機能によりコントラストを向上させるほか、黒つぶれや黒浮きを改善するという「ダイナミック・レベル・エキスパンダー」も搭載する。視野角は上下左右178度。12bit映像処理/10bitパネル表示により階調表現の向上を図った。

 また、左右のフレーム幅を27mm以下(46型26.6mm/40型25.2mm)として、黒の塗装を施したことで、「フレームの存在を消し、より映像に集中できる」としている。

 さらに、従来モデルで搭載されていた自動画質調整を進化させた「家庭画質モードII」を採用。これまでは、視聴者の年代別の輝度/コントラストと、部屋の明るさに応じた輝度を独立して制御していたが、新たに2つを連動させ、視聴年代層と部屋の明るさに合った、目に優しい画質を実現したとしている。

 音声では、新回路の「DIATONEサラウンド5.1」により、内蔵のステレオスピーカーでフロントサラウンドを実現。サラウンド用のスピーカーユニットも備え、スイートスポットの拡大も図っている。ユニットは、6×12cmと7cm径が各2ch分で、出力は10W×2ch。

 また、「DIATONEリニアフェイズ」により、スピーカーユニットの特性や開口部の形状などに合わせた補正信号を加え、高級スピーカーに近い音場を再現するとしている。さらに、ステレオヘッドフォンでサラウンドを実現するという「DIATONEサラウンドHEADPHONE」機能も搭載。ドルビーデジタル5.1chのデコーダも内蔵する。

 そのほか、EPGの番組タイトルや内容、予約状況などを音声で案内する「しゃべるテレビ」機能や、ゲームでの映像遅延を改善する「ゲームモード」、2画面表示、静止画キャプチャなどの機能を装備。音声の速度などを調整して聴きやすくする機能も備える。

 Ver.1.3準拠のHDMI入力を2系統装備。そのほかの入出力端子はD4入力×2、S映像/コンポジット入力×各3、光デジタル音声入出力×各1、デジタル放送出力用のS映像/コンポジット×各1など。アナログRGB(D-sub 15ピン)やLAN端子も備える。

 消費電力は46型が約290W、40型が約240W。スタンドを含む外形寸法と重量は、46型が1,074×320×736mm(幅×奥行き×高さ)、32.4kg。40型が939×320×660mm(同)、26.5kg。


□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2007/0314-a.htm
□関連記事
【2006年3月30日】三菱、液晶TV「REAL」37/32/26型4機種
-番組や視聴者年齢に合った画質に自動調整
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( 2007年3月14日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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