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米Texas Instrumentsは、DLP Cinemaプロジェクタ向けの新DLPチップ「.98 DLP Cinema」を発表した。 .98 DLP Cinemaは、0.98インチ/2,048×1,080ドット(2K)解像度のDLPチップ。中規模な映画館で採用事例の多い約11.5m幅のスクリーンサイズに最適化し、同スクリーンサイズで最大18,000ルーメンの輝度を実現できる。 '99年より発売され、現在のデジタルシネマ向けの主力製品となっている1.2インチの「1.2 DLP Cinema」は、大型スクリーン向けプロジェクタ用に展開してきた。今後DLP Cinemaの拡大が期待される中規模スクリーン向けに、プロジェクタ筐体の小型化などが見込める「.98 DLP Cinema」を開発、展開していく。 同チップを利用したプロジェクタについては、バルコが「DP-1500」、「D-2000」の2製品を開発中。さらに、クリスティやNECビューテクノロジーも近日中に採用予定という。なお、.98チップの導入後も、現行の1.2チップの製造、販売を継続する。 □TIのホームページ(英文) ( 2007年3月14日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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