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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、「PLAYSTATION 3 システムソフトウェア バージョン 1.60」を3月22日に公開する。 現行のVer.1.54から大幅なアップデートとなり、新たに「バックグラウンドダウンロード」に対応。ファイルサイズの大きいデモ画像などをダウンロードする際に、ダウンロード待ち時間の間、XMBの操作などが可能となる。 また、家庭内のアクセスポイントを経由して、無線LANを利用したPSPのリモートプレイに対応可能となる。そのため、無線LANを内蔵しないPS3 20GBモデルでもリモートプレイ接続が可能となる。 そのほか、画面へのフルサイズキーボード表示を追加。さらに、ブラウザ機能にピンポイントズーム機能を追加するほか、出力解像度にあわせてWebページの表示サイズを調節する解像度変更機能が追加される。 また、米スタンフォード大学が推進する分散コンピューティング・プロジェクト「Folding@home」に参加可能となる。同プロジェクトは、ネットワークを介して接続したPS3の処理能力を、未解明の人間のタンパク質の折りたたみ現象の解析に活かすというもの。 バージョン1.60に更新することでXMB(クロスメディアバー)のネットワークの列にFolding@homeのアイコンが現れ、同アイコンをクリックして起動するだけで、プロジェクトに参加可能となる。 □ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ ( 2007年3月19日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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