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トランステクノロジー株式会社は、HDDを内蔵可能なネットワークDVDプレーヤー「DVX-700 TypeII」2モデルを3月20日より発売する。有線LANタイプの「M10」と有線/無線LAN対応の「M20」を用意。価格はどちらもオープンプライスで、直販価格はM10が27,800円、M20が30,800円。 ネットワーク機能を備え、PCやDLNAサーバーと接続して、サーバー内の対応コンテンツが再生可能なネットワークメディアプレーヤー。M20のみIEEE 802.11b/g準拠の無線LANアダプタを装備する。 2005年に発売した「DVX-700」シリーズとハードウェア的には同等。DVX-700でも、3月20~23日頃に提供予定の最新ファームウェアにより、DVX-700 TypeIIの機能が追加される。 新たに、PCなどを経由せずに直接、動画共有サイト「Google Video」上のコンテンツ再生が行なえるようになった。ただし、Google Videoの有料配信コンテンツの再生には対応しない。なお、動画共有サイト「YouTube」など、その他の動画配信サイトへの対応については現在検討中としている。 前面USB 2.0端子には、HDDやフラッシュメモリなどのUSBストレージ機器を接続してコンテンツ再生が行なえるほか、USBキーボードの接続にも対応。Google Videoのコンテンツ検索時のキーワード入力や設定項目の入力などに利用できるが、日本語入力機能を搭載せず、英字入力のみ利用できる。101英語キー配列のみ対応。 HDD搭載用の専用ベイを装備し、別売の専用カートリッジ(直販価格1,980円)を使用して、3.5インチHDDを増設可能。PCからHDDへのデータ転送には、別売の5インチベイ用HDDケース(直販価格1,980円)か、USB 2.0接続のHDDケース(直販価格4,980円)が必要になる。これらオプションはDVX-700と共通で、そのまま利用できる。内蔵HDDのフォーマットは、FAT32のほかNTFSにも対応する。 デコーダチップは「SigmaDesigns EM8620L」。DVDドライブを内蔵し、DVDプレーヤーとしても機能する。DVDビデオのほか、DVD±R/RW、CD-R/RWなどに対応。 映像フォーマットは、MPEG-1/2/4や、XviD、WMV9、1080iのWMV HDファイルなどの再生に対応。DVDビデオのISOイメージファイルも再生できる。音声ファイルは、MP3、AAC、WMA、Ogg Vorbis、WAV(PCM)などに対応する。 映像出力端子はDVI-D、D4、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統備え、音声出力は光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声(RCA)を各1系統装備。Ehternet端子も備える。 PC用のサーバーソフトには、同社製「UltimateServer 2.0」をバンドル。外形寸法/重量は、430×300×55mm(幅×奥行き×高さ)/約3.5kg。リモコンも付属する。
□トランステクノロジーのホームページ ( 2007年3月19日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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