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株式会社ウェブストリームは、DVDビデオをネットワーク経由でダウンロードし、DVD化するサービス「DVDトースター」を4月より提供開始する。
第1弾として東映アニメーション株式会社が、サービスの提供を前提として「DVDトースター」の採用を検討しており、3月22日より東京ビックサイトで開催される「東京国際アニメフェア 2007」で体験デモを実施する。 一般的なパソコンと、記録型DVD-R/RWドライブ、ブロードバンドのネットワーク回線を利用して、コンテンツウンロードからDVD化まで行なえる「DVD配信」サービス。 ウェブストリームはコンテンツ用サーバーや、専用のDVD記録ソフトなどを提供。コンテンツホルダのサイトから、DVDダウンロードを選択すると、ウェブストリームのサーバーからデータのダウンロードを開始する。 DVDビデオデータと併せて、専用のライティングソフトをダウンロード。同ソフト上で、ダウンロードから記録まで行ない、PCのHDD上にはバックアップを残さない。そのためDVDイメージの2次利用を制限できるという。 さらに、著作権保護機能としてMacrovisionの「RipGuard-ER」とACP技術を採用し、DVDビデオのデジタル/アナログコピーを防止する。専用ソフトの対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 サービス開始当初は、1層DVDが中心になるが、2層DVDディスクにも技術的には対応可能という。価格については、コンテンツホルダが決定することとなるが、「DVD製品から流通コストの削減が見込めるため、既存のDVDタイトルの5~6割程度となる見込み」という。 ウェブストリームでは、在庫が不要でパッケージ化や流通コストを大幅に削減できること、初期投資の少なさなどを訴求し、映像製作会社などに採用を呼びかけていく。 □ウェブストリームのホームページ ( 2007年3月19日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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