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ベンキュー ジャパン株式会社は、HDMI入力やHDCP対応DVI-D入力端子を搭載した、1080p表示対応の24型ワイド液晶ディスプレイ2モデルを3月下旬に発売する。 価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、2006年7月に発売した「FP241W」の後継モデル「FP241WJ」が99,800円前後、その上位モデル「FP241WZ」が129,800円前後の見込み。 いずれも、パネル解像度は1,920×1,200ドットの24型液晶ディスプレイ。映像入力として、HDMIと、HDCP対応DVI-Dを備え、最大1080pの映像までサポートする。輝度は500cd/m2。応答速度は16ms(立上がり+立下り)/6ms(グレー to グレー)、コントラスト比は1,000:1。視野角は上下左右178度。 違いは、上位モデルのFP241WZのみ、動画フレーム間に黒フレームを挿入することで残像の低減を図る「Perfect Motion」を採用した点。従来機種より搭載されている高速応答技術AMA(Advanced Motion Accelerator)を応用したもので、VESA(Video Electronics Standards Association)が提唱する応答速度の測定値であるMPRTでも12msを実現した。なお、FP241WはAMAのみ採用する。それ以外の仕様はほぼ共通。 従来機種からの改善点として、表示モードは全画面/縦横比固定/ドット・バイ・ドットの3パターンから選択可能になった。なお、AV機器からのデータは数%縮小して表示されるという。マイクロソフトのWindows Vista Premiumロゴも取得している。 そのほか、従来機種と同様に画像補正技術「Senseye」(センスアイ)を搭載。コントラスト強化、カラーマネジメント、シャープネス強化を行ない、様々なソースの映像を鮮やか、かつ滑らかに表示できるという。 入力端子は、HDMIやDVI-Dのほか、AV用にコンポーネント、S映像、コンポジット入力を装備。アナログRGB(D-Sub15ピン)も備えている。 子画面表示に対応。スタンド部は高さ調整やチルト、スイーベルにも対応している。VESAマウント(100×100mm)やピポット表示も可能。 消費電力は95W。外形寸法は567×248×474.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は10.6kg。D-Sub15ピンケーブルとDVIケーブルを同梱する。
□ベンキューのホームページ ( 2007年3月20日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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