|
ラックスマン株式会社は、真空管オーディオシステム「NeoClassico」(ネオクラシコ)シリーズ3製品を5月に発売する。価格は、真空管プリメインアンプ「SQ-N100」が18万9,000円、CDプレーヤー「D-N100」が12万6,000円、スピーカー「S-N100」が12万3,900円(ペア)。
同社が1925年の創業以来、最も慣れ親しんだ増幅デバイスという真空管アンプ採用のオーディオシステム。シリーズ名の「NeoClassico」は、「ラックスマンと真空管が歩んだ長い歴史への回帰と新たな提案を、18世紀ヨーロッパにおける古代ローマへの回帰運動になぞらえた」としている。アンプ/CDプレーヤーはA4サイズで、リビングや書斎などでの利用も想定する。 ■ SQ-N100
真空管にECC83×1、ECC82×2、EL84×4を使用するプリメインアンプ。定格出力は12W×2ch(6Ω)。周波数特性は20Hz~50kHzで、全高調波歪率は0.3%以下(1kHz)。SN比は90dB以上。入力感度はラインが150mW、フォノが2.2mV。入力インピーダンスは47kΩ。 入力端子はRCAで、ラインが3系統、フォノ(MM)が1系統。2系統のACアウトレットを備える。消費電力は95W。外形寸法は297×258×162mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.5kg。リモコンが付属する。
■ D-N100
24bit/192kHzのDACを搭載するCDプレーヤー。30曲までのプログラム再生が行なえる。全高調波歪率は0.005%以下(1kHz)。ダイナミックレンジは95dB以上、SN比は92dB以上。 出力端子は光デジタルと同軸デジタル、アナログ音声(RCA)を装備。外形寸法は297×224×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。リモコンが付属する。
■ S-N100
ブックシェルフ型の2ウェイスピーカー。130mm径のグラスファイバー製ハイブリッドコーンウーファと、25mm径のシルクドームツイータで構成する。エンクロージャはバスレフ式。 最大入力は100W(連続50W)で、インピーダンスは6Ω。能率は90dB。外形寸法は185×290×310mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。
( 2007年4月6日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|