ソニック、業務用BDオーサリング「Scenarist」最新版 －BD-JAVAエディタを統合した新GUIを採用

　ソニック・ソルーションズ株式会社は17日、Blu-ray Disc(BD)制作用のプロ向けオーサリングソフト「Scenarist BD Edition 4.3」を発表した。

　新バージョンでは、フル機能のJAVAエディタを統合したというGUIを採用。BDのインタラクティブ機能に利用されるBD-JAVAのプログラミングをドラッグ&ドロップ操作で行なえ、ウィザードベースでBD-ObjectやJARファイルを生成可能。BD-Jプログラミングの厳格な要件を知らなくても、高度なインタラクティブメニューを作成できるという。

　Scenarist BD Edition 4.3は、「Scenarist High-Definition Workgroup」の一部としても提供。同製品には、HD DVD作成用の「Scenarist HD DVD Edition」、エンコーディングソフトの「CineVision」、HD DVD/BD対応のメニュー作成ソフト「Scenarist Designer」が含まれる。

　また、同社はPhotoshopで作成した画像を自動変換して、Scenarist Designerで作成するBD/HD DVDのメニューに利用できるプラグイン「Scenarist Designer PS 2.0」も発表している。

　ソニックの上席副社長兼プロフェッショナルプロダクトグループのプロダクトマネージャであるRolf Hartley氏は「高品位フォーマットにおける製品投入の重要な段階でソニックが継続的に果たす役割は、顧客がより効率的に制作するためのツールを提供すること。カスタマーの容量に対する要求は急激に増大しており、ハリウッドが求めるインパクトの高いBDタイトルを実現するために絶好のタイミングでリリースする」としている。

□ソニック・ソルーションズのホームページ
http://www.sonicjapan.co.jp/
□ ニュースリリース(Scenarist V4.3)
http://www.sonicjapan.co.jp/about/press/2007_4_17_03.html
□ ニュースリリース(Scenarist Designer PS 2.0)
http://www.sonicjapan.co.jp/about/press/2007_4_17_02.html

( 2007年4月18日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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