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iPodが、大阪のゴールデンウィークをジャック!
-心斎橋店に加え、量販店でも関連イベント目白押し


Apple Store心斎橋

4月21日からスタート


4月28日~5月6日まで、Apple Store心斎橋ではiPod関連のイベントが目白押し

 アップルジャパン株式会社は、ゴールデンウイーク期間中、大阪市内において、iPodの拡販キャンペーンに乗り出した。

 4月21日からApple Store仙台でスタートし、全国のApple Storeを巡回して実施される「あなたの街にiPodがやってくる」キャンペーンの一環で、大阪のApple Store心斎橋では、4月28日を皮切りに、ゴールデンウイーク期間中に同キャンペーンを展開。

 さらに同時期に、大阪・難波のヤマダ電機LABI1 NAMBA、千日前のビックカメラなんば店、梅田のヨドバシカメラマルチメディア梅田でも、iPodの拡販イベントを開催。ゴールデンウイーク期間中、大阪の主要店舗で、iPodを前面に打ち出した販促活動が行なわれている。

実際に触って学習するため実機もApple Storeで用意
 アップルジャパンでは、「iPodは、全世界で累計1億台の出荷実績を持ち、日本でも多くのユーザーが利用している。しかし、まだiPodを触ったことがないという方々への訴求とともに、すでにiPodを所有していても、iPodで実現できる機能の一部しか利用していない人に対して、もっと便利な使い方を知ってもらうことも必要だと考えている」という。

 また、「『あなたの街にiPodがやってくるキャンペーン』は、iPodを所有していないユーザーへのアピールはもちろん、iPodの所有者に対する使い方訴求も狙っている」とキャンペーンの目的を説明している。

期間中、iPodは値引き販売。その他のMac製品も特別価格で販売されている
 Apple Store心斎橋では4月28日から、iPodの基本操作をはじめ、便利な使い方を紹介する「iPod Hands-on」や、最新のカーソリューションを紹介する「iPod your Car」、地元ミュージシャンのインストアライブなどの各種イベントを開催。さらに、iTunes Storeでは関西を地盤に活動するミュージシャンの楽曲を配信するといった地域密着型の各種プロモーションを実施している。

 「iPod Hands-onでは、音楽CDの内容をそのままiTunesに転送しているだけという人にも、iPodの便利な使い方を知ってもらうためのセミナー。iTunes Storeで好きな曲を探す方法、無料のPodcastをダウンロードして楽しむ方法、移動中にiPodの中から即席のプレイリストを作り、これをCDに焼いて世界で1枚のCDを簡単に作成できるといった使い方を、ステップバイステップで学べるようにした」という。

Apple Store心斎橋で行われたiPod Hands-on。直接iPodを操作して便利な使い方を学ぶことができる

BOSEワークショップでは、BOSEの社員が最新製品を紹介。店頭では、Apple TVと連動したBOSEホームシアターシステムを展示している
 また、ボーズによる「BOSEワークショップ」では、同社担当者がBOSEの歴史や最新製品を紹介したほか、Apple TVと連動したBOSEホームシアターの体験会も行なった。

 ボーズ営業部BTBグループ・西田洋マネージャーは、「アップルが'96年に発売した20周年記念モデルのSpartacusにおいても、BOSEが音響部分を担当するなど、アップルとは長年の緊密な連携がある。ここ数年は、iPodとの連動でによって多くの方に、BOSE製品をご購入いただいているが、特に、Sound Dockは、iPod専用に開発された製品であり、iPodに最適化された音質を実現できる点が受けている。今後は、iPodに留まらず、AppleTVとの連動提案にも力を入れ、BOSEとアップルの組み合わせを楽しんでもらいたい」などとした。

ヤマダ電機LABI1 NAMBAでは、2階のiPodコーナーを拡充
 Apple Store以外の大阪エリアの主要量販店でも、iPodの楽しさを紹介するイベントを開催。ヤマダ電機LABI1 NAMBAでは、4月19日に、2階部分がなんばパークスと連絡通路でつながったことを受けて、2階のiPodコーナーを約2倍規模に拡充。さらに、1階のマックコーナーでも、iPodの展示を強化して、4月以降急増している若年層の取り込みに力を注いでいる。

 ヤマダ電機LABI1 NAMBA広告企画室の松浦健夫氏は、「なんばパークスとの連絡通路が開通してから、なんばパークスを訪れた人が流れてきている。とくに、若年層の来店が増えているのが特徴。2階の入口部分をiPodコーナーとしたのは、iPodの主要顧客となる、こうした顧客への訴求を狙ったもの。各種オプションの充実を図ることでリピーターが訪れやすい店舗構成とした」と語る。

 ゴールデンウイーク期間中は、エスカレータ横に、iPodの訴求するための特別展示コーナーを設置。iPodの特徴やメリットなどをアピールしている。

ゴールデンウイーク中、iPodの訴求するための特別の展示コーナーを設置 iPod用アクセサリーも充実させているのも特徴 1階のマック売り場では、iPod Shuffleの広告と同じ形で実物展示

ビックカメラなんば店では、1階の携帯オーディオコーナーでイベントを開催
 また、ビックカメラなんば店では、1階の携帯オーディオコーナーの約半分をiPodで独占。「なんば花月をはじめとする近隣の施設や、多くの若者が集まる地域性を生かして、売り場に若年層のユーザーがフラっと寄れる環境にある。また、音を出して賑やかな雰囲気を醸し出すことができるため、1階スペースに携帯オーディオプレーヤー売り場を配置した。iPodは、引き続き携帯オーディオ市場を牽引しており、当店にとっても重要な商材のひとつ」(ビックカメラなんば店・石原晃司副店長)として、ゴールデンウイーク中のイベント展開に力を注ぐ理由を語る。

 店頭プロモーションでは、iPodの基本的操作方法や楽しい使い方などを紹介。説明内容は、iPodを持っている人にとっても有意義なものとなっている。

携帯オーディオ売り場の約半分を占めるiPod売り場 ALPINEによるiPod対応車載オーディオの展示も iPodの世代別にオプションを展示している

 アップルジャパンでは、今後、6月10日までの期間、全国のApple Storeで、巡回する形で「あなたの街にiPodがやってくる」キャンペーンを展開する計画。地元テレビでの広告展開の強化や、地域密着型のイベントやサービスを行うことで、それぞれの地域にあわせたiPodの訴求を行なっていく考えだ。

 製品そのもの以外にも、携帯オーディオプレーヤーの地域別マーケティング展開としても注目されそうだ。


□アップルのホームページ
http://www.apple.com/jp/
□「あなたの街にiPodがやってくる」キャンペーン情報
http://www.apple.com/jp/articles/ipod/town/osaka.html

( 2007年5月1日 )

[Reported by 大河原克行]


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