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米Sonyは、メモリースティックへ動画記録を行なう「HDR-CX7」などAVCHDビデオカメラ3製品を6月より発売する。 メモリースティックPRO Duo記録の「HDR-CX7」のほか、60GB HDDモデル「HDR-SR7」、40GB HDDモデル「HDR-SR5」をラインナップ。価格はHDR-CX7が1,400ドル、HDR-SR7が1,200ドル、HDR-SR5が1,100ドル。 ■ HDR-CX7 HDR-CX7は、1/2.9型320万画素のクリアビッドCMOSセンサーを搭載。有効画素数は動画時で228万画素(16:9)、静止画で304万画素(4:3)。レンズはカールツァイス バリオ・ゾナー T*で、光学10倍ズーム。焦点距離は35mm換算で40~400mm(16:9)。光学手ぶれ補正機構も内蔵している。 メモリースティックPRO Duoへの動画記録に対応した初のAVCHDビデオカメラ。外形寸法は69×129×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は450gで、「AVCHDビデオカメラとしては世界最小」としている。
HD/SD解像度での録画が可能で、記録フォーマットはHD録画時がAVCHD(MPEG-4 AVC/H.264)、SD録画時がMPEG-2となる。HD録画時にはXP/HQ/SP/LPの4つの記録モードを用意し、4GBメモリースティックPRO Duo利用時に30/55/65/85分の録画が可能となる。広色域色空間のx.v.Colorにも対応する。 SD解像度の録画時には、HQ/SP/LPの3モードを用意。音声フォーマットはドルビーデジタル5.1ch。JPEG静止画記録も可能となっている。 2.7型/21.1万画素のタッチパネル式ワイド液晶モニターも搭載。HDMI mini出力端子やコンポーネント映像出力などを装備。付属クレードル「Handycam Station」を利用してUSB経由でのPC接続が行なえる。消費電力は4.4W。リチウムオンバッテリ「NP-FH60」を採用する。
また、高速転送に対応したメモリースティックPRO HG Duoメディアも8月に発売する。1/2/4GBの各容量が用意され、店頭予想価格は1GBが60ドル、2GBが90ドル、4GBが150ドル。8bitのパラレルインターフェイスを採用し、転送速度を30MB/Sec(240Mbps)まで向上。高速転送を可能とした。 あわせてパソコンへの高速転送用にExpress Cardアダプタ「MSAC-EX1」も発売する。店頭予想価格は80ドル。 HDR-CX7本体は高速転送には対応していないが、Express Cardアダプタを利用することで、メディアの転送速度を活かしたPCへの高速取り込みが可能となる。同アダプタを利用することでメモリースティックHD Duoメディア上の3.6GBファイルを、約2分でPCに転送できるという。 ■ HDR-SR7/SR5 HDDを記録メディアとするAVCHDビデオカメラ。HDR-SR7のイメージセンサーと光学系は、HDR-CX7と共通で、320万画素クリアビッドCMOSと光学式手ぶれ補正機構内蔵の光学10倍ズームレンズを搭載する。
HDR-SR5は、1/3型の210万画素クリアビッドCMOSセンサーを搭載。有効画素数は動画時で143万画素(16:9)、静止画で199万画素(4:3)。レンズはバリオ・ゾナー T*の10倍ズームだが、手ぶれ補正機構は電子式。焦点距離は35mm換算で41.3~485mm(16:9) HDD容量はHDR-SR7が60GB、HDR-SR5が40GB。HD解像度時にはAVCHD形式で、SD解像度ではMPEG-2形式で録画する。記録モードはHD記録時がXP/HQ/SP/LPの4モード、SD記録時がHQ/SP/LPの3モードを利用可能となっている。メモリースティックPRO Duoへの静止画記録にも対応する。 ともに、2.7型/21.1万画素のタッチパネル式ワイド液晶モニターを装備。HDMI mini出力端子やコンポーネント映像出力なども備えている。バッテリはインフォリチウムバッテリ「NP-FH60」。 外形寸法/重量は、HDR-SR7が75×149×81mm(幅×奥行き×高さ)/610g、HDR-SR5が75×140×81mm(同)/540g。 □米Sonyのホームページ ( 2007年4月26日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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