ピクセラ、「手のひらサイズ」の地デジ受信アダプタ －小型地デジチューナを実現。OEM供給も実施

　株式会社ピクセラは、小型の地上デジタルテレビ受信アダプタを開発、技術サンプルをパートナー企業に納入開始した。

　地上デジタルの受信機能を基板サイズ90×112mmの「手のひらサイズ」に収めた小型の受信アダプタ。同アダプタをベースとし、「既存製品よりかなり小型の地上デジタルチューナを開発できる」という。

　RfStreamが開発したシリコンチューナを採用し、大幅な小型化を実現。さらに、待機時の消費電力を0.5W以下に抑えた省電力設計とし、ACアダプタ駆動に対応する。

　ARIB規格に準拠し、地上デジタル放送の映像/音声のデコード処理や、字幕処理などに対応。B-CASカードリーダも備えており、アナログテレビと接続して、地上デジタル放送が視聴可能となる。

　同社では、セカンドテレビ需要や、2011年の地上アナログ停波にあわせたアナログテレビの有効活用を想定し、製品化を進める。今後、自社ブランドでの販売のほか、セットメーカーへのOEM供給も行なっていく。

□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pixela.co.jp/company/news/2007/20070427.html

( 2007年4月27日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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