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アップルジャパン株式会社は、ゴールデンウイーク期間中、大阪市内において、iPodの拡販キャンペーンに乗り出した。 4月21日からApple Store仙台でスタートし、全国のApple Storeを巡回して実施される「あなたの街にiPodがやってくる」キャンペーンの一環で、大阪のApple Store心斎橋では、4月28日を皮切りに、ゴールデンウイーク期間中に同キャンペーンを展開。
さらに同時期に、大阪・難波のヤマダ電機LABI1 NAMBA、千日前のビックカメラなんば店、梅田のヨドバシカメラマルチメディア梅田でも、iPodの拡販イベントを開催。ゴールデンウイーク期間中、大阪の主要店舗で、iPodを前面に打ち出した販促活動が行なわれている。
また、「『あなたの街にiPodがやってくるキャンペーン』は、iPodを所有していないユーザーへのアピールはもちろん、iPodの所有者に対する使い方訴求も狙っている」とキャンペーンの目的を説明している。
「iPod Hands-onでは、音楽CDの内容をそのままiTunesに転送しているだけという人にも、iPodの便利な使い方を知ってもらうためのセミナー。iTunes Storeで好きな曲を探す方法、無料のPodcastをダウンロードして楽しむ方法、移動中にiPodの中から即席のプレイリストを作り、これをCDに焼いて世界で1枚のCDを簡単に作成できるといった使い方を、ステップバイステップで学べるようにした」という。
ボーズ営業部BTBグループ・西田洋マネージャーは、「アップルが'96年に発売した20周年記念モデルのSpartacusにおいても、BOSEが音響部分を担当するなど、アップルとは長年の緊密な連携がある。ここ数年は、iPodとの連動でによって多くの方に、BOSE製品をご購入いただいているが、特に、Sound Dockは、iPod専用に開発された製品であり、iPodに最適化された音質を実現できる点が受けている。今後は、iPodに留まらず、AppleTVとの連動提案にも力を入れ、BOSEとアップルの組み合わせを楽しんでもらいたい」などとした。
ヤマダ電機LABI1 NAMBA広告企画室の松浦健夫氏は、「なんばパークスとの連絡通路が開通してから、なんばパークスを訪れた人が流れてきている。とくに、若年層の来店が増えているのが特徴。2階の入口部分をiPodコーナーとしたのは、iPodの主要顧客となる、こうした顧客への訴求を狙ったもの。各種オプションの充実を図ることでリピーターが訪れやすい店舗構成とした」と語る。
ゴールデンウイーク期間中は、エスカレータ横に、iPodの訴求するための特別展示コーナーを設置。iPodの特徴やメリットなどをアピールしている。
店頭プロモーションでは、iPodの基本的操作方法や楽しい使い方などを紹介。説明内容は、iPodを持っている人にとっても有意義なものとなっている。
アップルジャパンでは、今後、6月10日までの期間、全国のApple Storeで、巡回する形で「あなたの街にiPodがやってくる」キャンペーンを展開する計画。地元テレビでの広告展開の強化や、地域密着型のイベントやサービスを行うことで、それぞれの地域にあわせたiPodの訴求を行っていく考えだ。 製品そのもの以外にも、携帯オーディオプレーヤーの地域別マーケティング展開としても注目されそうだ。
□アップルのホームページ ( 2007年5月1日 ) [Reported by 大河原克行]
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