◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
インターネット、鼻歌入力対応の直感系楽曲作成ソフト
-フレーズやコード進行を配置して楽曲作成


パッケージ

6月8日発売

標準価格:12,600円


 株式会社インターネットは、フレーズやコード進行を配置するだけで、簡単に楽曲が作成できる初心者向けの“直感系”楽曲作成ソフト「MIXTURE for Windows」を6月8日より発売する。価格は12,600円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。

 本体にプリセットしたフレーズや伴奏パターン、コード進行パターンをマウスで配置するだけで、簡単に楽曲作成が行なえるシーケンサソフト。フレーズ素材は4,000パターンを用意するほか、伴奏素材は750パターンを用意。演歌や歌謡曲など65ジャンルのパターンが収録されている。

 フレーズ素材には、MIDIとオーディオファイル(PCM)を用意し、MIDIのフレーズや伴奏パターンは、配置後に編集して音の変更などの調整が行なえる。オーディオファイルのフレーズは、指定するテンポとコード進行に合わせて自動で調整されるのみで、編集や自作はできない。

 コード進行素材は130パターンを用意する。コードは、ジャンルや楽曲の構成を指定して自動で生成する「コード自動生成」機能や、手動入力も行なえる。既存の楽曲をコピーしたい場合、手動で入力したコード進行を元に伴奏パターンを配置することで対応できる。

 ソフトウェアMIDI音源には「Roland VSC」を採用。902種類の楽器音と26種類のドラムセットが収録される。

 各種素材にはメタデータが組み込まれており、ジャンルや、利用楽器などの条件で、ソートや検索などが行なえる。

 利用可能なトラック数は48。トラック単位で、ボリューム/パン/リバーブ/コーラスの調整などのミキシングやエフェクトが可能。指定した範囲をマーキングして、トラック全体を「イントロ」、「Aメロ」などのマーカー単位で管理し、コピー/入れ替え/削除などの編集が行なえる。

 PCのマイク入力に対応。マイクを接続して鼻歌を歌うことで、音符入力できる「鼻歌入力機能」を搭載。同社シーケンサソフト「Singer Song Writer」で利用しているものと同等のエンジンを採用する。そのほか、マイク入力に接続したギターやキーボードの録音も行なえる。録音したデータはそれぞれ1トラックとして扱われる。

 作成した曲は、独自のmxt形式のほか、スタンダードMIDIファイルや、Singer Song Writer 6/7対応形式で保存できる。また、WAV/MP3/WMA/AACファイルとして出力が可能なほか、音楽CDとして作成することも可能で、CD-TEXT入力にも対応する。

 なお、購入後に同社サイトでユーザー登録を行なうと、メロディ付のコード進行素材300パターンを無償でダウンロードできる。

メイン画面 MIDIベースのフレーズや伴奏パターンは手動で編集が可能 設定した範囲の単位(マーカー)で管理できる

 初心者向けソフトの位置付けながら、見た目が通常のシーケンサソフトとあまり変わらない点について、同社では「簡単に作成できるといっても、完成した楽曲がイマイチでは意味がない。それなりの楽曲を作成するために必要なものを備えたインターフェイスのため、初心者にとっては最初のうちは少し取っ付きにくいかもしれないが、使ううちに慣れてほしい」としている。

□インターネットのホームページ
http://www.ssw.co.jp/

( 2007年5月11日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.