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日商エレ、バルコ製フルHDプロジェクタを販売開始
-プレゼン用製品を引継ぎ。第1弾iConH500/250


iConH500/250

5月11日発売

標準価格:378万円


 日商エレクトロニクス株式会社は11日、バルコ株式会社からプレゼンテーション用プロジェクタの販売事業を引き継いだと発表。第1弾としてフルHDネットワークプロジェクタ2製品「iConH500/250」の販売を同日より開始した。価格は両機種とも378万円。レンズは別売で、36万7,500円~57万7,500円のモデルを用意する。

 初年度の販売目標は1億5,000万円。同社は「従来のプロジェクタと一線を画したiConH500/250をはじめとするバルコ製品を取り扱うことで、プレゼンテーション市場へのソリューション展開を強化する」としている。

 iConH500/250は、いずれも0.95型/解像度1,920×1,080ドットのTI製DMD「DarkChip3」を搭載したプレゼンテーション用のDLPプロジェクタ。DVI-D入力を2系統搭載しており、HDCPには非対応だが、ソフトウェア更新による無償でのHDCP対応アップデート(1系統のみ)も検討しているという。

 iConH500は、カラーホイールが4セグメント(RGBW)のデータ表示向けで、iConH250は6セグメント(RGBRGB)の動画/静止画表示向け。明るさは、H500が5,000ANSIルーメン、H250が2,500ANSIルーメン。コントラスト比は2,000:1。

 16:9のフルHD表示以外に、4:3画面での横2面表示など、最大で4画面まで同時表示が可能。Windows XPのサーバー機能を搭載し、ネットワーク経由でPC画面を投射することもできる。

 光源は250W×2のP-VIPランプ。上下のレンズシフト幅は最大140%~-25%。推奨するスクリーンサイズは幅1.2~6m。PinP(子画面表示)にも対応する。

 入力端子はDVI-Dが2系統、コンポーネント/アナログRGB(BNC)、S映像、コンポジット(BNC)とアナログRGB(D-sub 15ピン)で、DVI-D出力も装備。消費電力は最大730W。外形寸法は415×590×195mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16kg。


□日商エレクトロニクスのホームページ
http://www.nissho-ele.co.jp/
□バルコのホームページ
http://www.barco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nissho-ele.co.jp/press/goods/2007/0705_barco.htm

( 2007年5月16日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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