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ボーズ株式会社は、HDD内蔵のDVDシアターシステム「Lifestyle」シリーズ3モデルを6月1日に発売する。価格は、「Lifestyle 48III」が499,800円、「Lifestyle 38III」が367,500円、「Lifestyle 18III」が215,250円。Lyfestyle 48IIIは、直営店などの取扱店限定モデルとなる。
■ Lifestyle 48III/38III
DVDプレーヤー、プリアンプ、FM/AMチューナ、HDD内蔵のメディアセンターと、パワーアンプ内蔵のアクティブサブウーファ(ベースモジュール)、4本のサテライトスピーカーとセンタースピーカーをセットにしたシステムの第3世代モデル。 従来からの改良点として、サブウーファを約30%小型化。13cm径ドライバ2基の配置を見直し、それぞれが生む空気エネルギーをより効率よく音に変換するという新型の「2チャンバーアクースティマス方式」を採用。音響パフォーマンスを犠牲にすることなく筐体を小型化したとしている。 いずれも、メディアセンターにはHDDを内蔵し、プレーヤー部で再生した音楽CDをMP3形式でリッピングできる「uMusic(ユー・ミュージック)」システムを搭載。Lifestyle 48IIIは約350枚分、Lifestyle 38IIIは約200枚分のCDを保存できるという。ユーザーの好みをメディアセンターが学習し、保存された楽曲からユーザーの好みや気分に合わせた曲を自動で選び、再生する。 DVDプレーヤーはDVDビデオや音楽CDに加え、ビデオモードで記録したDVD±R/RWも再生可能。また、ディスクに収録したMP3再生もサポートする。デコーダはDTS、ドルビーデジタル、AACに対応。さらに、独自の「Bose Digitalデコーダ」も備えており、モノラルやステレオのアナログソースも5.1ch化できる。メディアセンターの外形寸法と重量は共通で、400×290×95mm(幅×奥行き×高さ)、4kg。 また、室内の状況や視聴位置に合わせて最適な音場補正を設定する「ADAPTiQ(アダプトアイキュー)」も搭載。ヘッドセットマイクとセットアップディスクを同梱しており、ディスクの指示に従って、約15分で補正が完了する。 サテライトスピーカーは、2基のスピーカーを組み合わせた構成。上下のスピーカーの向きを変えることで、間接音を効果的に利用できるという「ダイレクト・リフレクティング方式」。48IIIは、ネオジウムマグネットを採用した50mm径ドライバ2基を使用した「JewelCube」(ジュエルキューブ)スピーカーで、38IIIは60mm径ドライバを搭載する。外形寸法と重量は、48IIIが57×83×113mm(幅×奥行き×高さ)、350g。38IIIが、78×104×157mm(同)、1.1kg。 センタースピーカーは横置き型で、48IIIは50mm径ドライバ×2、38IIIは60mm径ドライバ×2を採用する。外形寸法と重量は、48IIIが141×67×60mm(幅×奥行き×高さ)、350g。38IIIが154×104×79mm(同)、1.1kg。 サブウーファに内蔵するアンプの定格出力は共通で、フロント/センター/サテライト用が各22W。サブウーファ用が120W。外形寸法と重量は、207×552×334mm(幅×奥行き×高さ)、12.3kgで共通。 入出力端子も共通。映像入出力はS映像/コンポジットが各1系統で、付属アダプタによりコンポーネント接続にも対応。音声入力は光/同軸デジタルとアナログ音声が各4系統、音声出力は光/同軸デジタルとアナログ音声が各1系統。赤外線リモコンやACアダプタなどを同梱する。 □ニュースリリース(Lifestyle 48III) ■ Lifestyle 18III
メディアセンターと、アクティブサブウーファ、サテライトスピーカー、センタースピーカーで構成するが、uMusic機能を省き、HDDを搭載しないモデル。 サテライト/センタースピーカーはキューブ型。ユニットは60mm径ドライバ1基を搭載し、外形寸法と重量は78×104×78mm(幅×奥行き×高さ)、550g。メディアセンターとサブウーファの外形寸法や重量、入出力端子などはLifestyle 48III/38IIIと同じ。
□ニュースリリース
( 2007年5月17日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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