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富士通株式会社は、フルHD映像をリアルタイムにH.264エンコード/デコード可能なLSI「MB86H51」を開発、7月1日より出荷開始する。サンプル価格は30,000円。 3月に出荷開始した1,440×1,080ドットのH.264対応エンコード/デコードLSI「MB86H50」をベースに強化し、フルHD品質ソースのリアルタイムエンコードに対応したLSI。プロファイルは、H.264 HighProfile Level 4.0方式に対応。 対応解像度は1,920×1,080ドット(60i/50i)、1,440×1,080ドット(60i/50i)、1,280×720ドット(60p/50p)、720×480ドット(60i)、720×576ドット(50i)で、最高ビットレートは20Mbps。音声は最大2チャンネルで、ドルビーデジタルのほか、リニアPCM、MPEG-2 AAC、MPEG-1 Audio Layer2に対応する。 動作周波数は27MHz/108MHz、消費電力は1,920×1,080ドット(60i)エンコード時で750mW(Typ,1.2V)。チップには256Mbitメモリを2個内蔵。LSI内の最適化設計により、小型化/低消費電力を実現しているという。 人が見て画質劣化が気になりやすい“顔”や“ゆっくり動く物体”などを常時追跡し、該当部分をあまり圧縮せず、それ以外を出来る限り圧縮する制御により高画質化を実現する、独自の圧縮技術を搭載。MPEG-2と同等の画質で、データ容量を2分の1から3分の1まで減らすことが可能という。 パッケージはFBGA650ピンで、外形寸法は15×15mm(縦×横)。製造プロセスは90nm。 同社では、デジタルビデオカメラやHDDレコーダ、ホームネットワーク機器などでの利用を想定している。今後は、フルHDトランスコーダや、様々な映像フォーマットに対応するフルHDマルチデコーダなどの開発を進めていくという。 □富士通のホームページ ( 2007年5月21日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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