|
GV-SC200は、同社が2006年12月下旬に発売した、USB接続のワンセグチューナ「SEG CLIP」の初代モデル「GV-1SG/USB」の後継モデルで、価格は据え置かれている。
SEG CLIPの特徴である、スライド格納式のUSB端子を維持しながら、基板を新たに設計し直すことで、外形寸法を従来モデルの30×86×13.5mm(幅×奥行き×厚さ)から、24.3×70.3×12.7mm(同)に小型化。重量も約27gから、19gに軽量化されている。
さらに、新たにブースタ回路を内蔵したことで受信感度が向上。ブースタ回路はユーザーがON/OFFすることはできないが、全体を低消費電力したこで、消費電力は従来モデルと同じ170mAとなっている。
さらに、静止画キャプチャ機能や、映像調整機能も新たに装備した。その他の機能としては、従来のバージョンと同様にリアルタイム録画に加え、録画予約や視聴予約も可能で、予約は放送波のEPGに加え、iEPGもサポートしている。なお、録画番組の再生には録画に使用したパソコンとSEG CLIPが必要となる。 字幕表示やデータ放送もサポートしているほか、Windows Vistaのサイドバーのガジェットに対応している。ただし、緊急報道などには対応していない。また、従来モデルの付属ソフトについては、Ver.2.0へのバージョンアップは予定されていない。 また、従来モデルに付属していたノートPCの液晶画面の側面などに装着できるクリップは、今回から省かれた。その理由について同社では、「前モデルの反響として、ほとんどの人が家で使っているのとのことだった。また、小型化も実現できたので、今回はクリップを省いた」としている。
製品にはロッドアンテナに加え、F型変換ケーブルも付属。さらに、外部アンテナ(ケーブル長3m)や、1mのUSBケーブルも同梱されている。また、本体にはストラップホールを備えている。
□アイ・オー・データのホームページ
(2007年5月23日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|