パイオニア、シリアルATA接続の18倍速対応DVDドライブ －光沢フロントパネル装備。実売11,000円

ピアノブラックモデル

6月上旬より順次発売 標準価格：オープンプライス

　パイオニア株式会社は、シリアルATA接続に対応する内蔵型DVDドライブ「DVR-S12J」を6月上旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,000円前後の見込み。販売元は株式会社エスティトレード。

　本体カラーの違いで発売時期が異なり、ピアノブラック(BK)が6月上旬発売、クリアホワイト(W)が6月下旬となる。

クリアホワイトモデル

　シリアルATA接続の内蔵型ドライブ。光沢のあるフロントパネルデザインを採用する。

　最大記録速度は、DVD±R 18倍速、DVD±R DL 10倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 12倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 32倍速。

　DVDドライブのレーザーを利用し、対応メディアのレーベル面に描画できる「Labelflash」が利用可能。

　また、DVDビデオ再生時に、記録面の状態が悪いメディアでも、再生できる可能性を高める「PowerRead」機能を搭載する。

　ATAPI接続型「DVR-A12J」からの改良として、トレイのローディング時にオーディオ機器をイメージしたゆったりとした動きを採用。イジェクトボタンをダブルクリックすると、素早くトレイを出すこともできる。

　さらに、バンドルソフト「パイオニアドライブユーティリティ」に音楽CDの読み取りを高精度化する機能を採用。CD-DA形式のファイル読み込みでエラーが起きた場合、一般的なドライブのように前後から補完してデータを生成するのではなく、読み方を変えて再度読み直すことにより、元データに忠実な再生やリッピングが行なえるという。なお、同ユーティリティは「DVR-S12J」専用で、他製品で利用することはできない。

　CyberLinkのライティングソフト「Power2Go v5」や、オーサリングソフト「PowerProducer v3」などが付属。外形寸法は148×180×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約900g。

　対応OSはWindows 2000/XP/Vistaで、Vistaの動作については、本体の接続のみをサポートし、バンドルソフトの対応については各ソフトメーカーに依るとしている。

　なお、「パイオニアドライブユーティリティ」については、Vistaに対応している。

□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release584-j.html
□関連記事
【2006年12月12日】パイオニア、±R DL 10倍速/RAM 12倍速対応DVDドライブ
－DVD±R 18倍速記録。PowerRead機能も搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061212/pioneer.htm

( 2007年5月25日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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