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シャープ株式会社は28日、業界最小となる直径3.3mm CANパッケージを採用した、青紫色低出力半導体レーザー「GH04020A4G」を7月から量産すると発表した。サンプル出荷は6月13日。サンプル価格は12,000円。 ノートパソコン用のBlu-ray DiscやHD DVDドライブへの搭載を想定した、再生用の青紫色半導体レーザー。業界最小という3.3mm径サイズが特徴。小型化すると、パッケージ内部の温度が上昇する問題を解決するため、低消費電力化したレーザーチップを新たに開発。パッケージにも高放熱構造を施している。 これにより、小型サイズながら連続動作10,000時間以上、業界最高水準の信頼性を確保したという。
なお、「GH04020A4G」は光ストレージでの使用を想定したものだが、一般光源用途向けモデルの「GH04020A4GE」も商品化する。サンプル出荷は7月の予定で、サンプル価格は「GH04020A4G」と同じ。量産は8月を予定している。
□シャープのホームページ
(2007年5月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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