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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は31日、DA/ADコンバータを搭載し、それぞれを異なるサンプリングレートで動作できる2chの非同期オーディオコーデック「PCM3060」を発表した。1,000個ロット時の価格は1.95ドル。 デジタル放送対応テレビや、Blu-ray Disc/HD DVDレコーダなどでの利用を想定し、国内で開発されたオーディオコーデックLSI。 サンプリングレートの異なるオーディオ録音と再生が同時に利用できるのが特徴で、他の非同期オーディオコーデックでは起こりやすいS/N比の劣化も発生しないという。内部設定の変更により、DAC、ADCいずれかのクロックを共通クロックとして、同期モードでも利用が可能。 最大サンプリングレートは24bit/192kHzで、S/N比はDACが105dB、ADCが99dB。制御インターフェイスは、SPI、I2Cのほかハードウェアに対応。28ピンのTSSOPパッケージで提供される。 □TIのホームページ ( 2007年5月31日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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